2019年下半期話題のアイドル・真っ白なキャンバス 橋本美桜「アリまでなら食べてもいい」

エンタメNEXT / 2019年12月26日 7時0分

2019年の夏から下半期にかけて、ライブアイドルシーンの話題をさらった新進気鋭のグループ・真っ白なキャンバス。結成から3年目のまだまだフレッシュな彼女たちの中でも、一際フレッシュなのが2018年末に加入したうちの1人、橋本美桜だ。トークが苦手だと語る彼女のパーソナルに迫る。
──橋本さんがアイドルになろうと思ったきっかけを教えてください。

橋本 もとは子役で舞台を中心に活動していたんです。あるとき、共演者の中にアイドル経験者の子がいて。その子がしばらくしてからアイドル活動を再開したときに、すごく楽しそうだったんです。その子に背中を押されたのもあって、アイドルオーディションを探していたら白キャン(真っ白なキャンバス)に出会ったんです。いろいろ調べているうちに、すごくいいグループだなあと思ってオーディションを受けました。

──もともとアイドルがお好きだったんですか?

橋本 いや、そうじゃなかったです。「アイドル オーディション」で調べて、たくさん出てきた中から白キャンを見つけました。

──数あるグループから白キャンを選んだ理由は何だったんでしょう?

橋本 自分の中でいろいろ条件を決めていたんですよ。TIFに出演したことがないグループ、とか。TIFにすでに出演を果たしているグループだと、「一緒に頑張っていく感」みたいなものが持ちにくいんじゃないかなと思っていたんですよね。他には運営の公式Twitterの使い方はどうか、とかも見て。そのうちにメンバーの小野寺梓ちゃんがすごく可愛いなと思ったのもありますね(笑)。

──2018年の12月31日に加入した橋本さんは、間もなく加入1周年を迎えます。白キャンに加入してから、「想像していたのと違った」と感じる部分はありましたか?

橋本 「一緒に頑張っていく感」を求めていたものの、グループが想像していたよりも成長していて、ついていくのがすごく大変でしたね。

──でも、グループ結成から橋本さんの加入までってそこまで大きく離れてはいないですよね?

橋本 約1年ですね。でも、1年アイドルをやっているだけで、こんなにも歌が上手いんだってレコーディングに行って初めて思いました。小さい頃から子役をやっていたので、ダンスはそんなに苦戦しなかったんですけど……歌とトーク力が(笑)。喋る力がないんですよね。メンバーと打ち解けられないとかじゃなくて、MCが本当に苦手なんです。決まったことしか喋れないうえに、すごく早口になっちゃうんですよね。

──確かに、あんまり早口だと聞いている方も「何だ?」と戸惑うかもしれません。今は加入当初と比べて成長したなと思いますか?

橋本 それが全然(笑)。むしろもっと早口になった気がします。多分加入当初の方がゆっくりだったんじゃないかな。

──それは緊張からでしょうか?

橋本 いや、緊張はしてなかったんですよね(笑)。やっぱり舞台をやっていた、というのは大きいのかも。




──アイドルとして、「私と言えば〇〇」というものはありますか?

橋本 うーん、何だろう。あっ、何でも持ってます!

──何でも持っている? どういうことですか?

橋本 ふふふ(笑)。たとえば、メンバーが「誰か絆創膏持ってない?」って言いだしたときは絶対に持っている、みたいなことです。

──女子力があるタイプですね!

橋本 いや、それはないですね。ティッシュは持ってるけどハンカチ持ってないみたいなときもありますもん。

──それ何でも持ってるって言わないですよ(笑)。

橋本 人が持っていないものを持っているんです(笑)。だからそうですね、白キャンのマネージャーみたいな。髪ゴムとかはいつも多めに持っていきます。メンバーからは「お母さんみたい」とも言われます。

──とはいえ、橋本さんは加入順でいうと一番後輩にあたるわけですよね。それでも「お母さん」?

橋本 白キャンって、先輩後輩が全然ないんですよね。みんな仲良しです。

──先ほど歌も苦手とおっしゃっていましたが、白キャンはメンバーが現在6人なので、1人ひとりの歌割も多いですよね。

橋本 カラオケとかは得意なんですけど、私声が細いんですよね。白キャンは生歌だし、マイク音量を上げてカバーするにも限界はあるじゃないですか。だからまだ足りてないなって思います。

──カラオケでよく歌う曲は何ですか?

橋本 まねきケチャさんの『きみわずらい』。アイドルになってから他のアイドルさんをよく聞くようになったんです。最近だと26時のマスカレイドさんがすごいなと思っていて。ライブでの照明の使い方だったり、衣装も曲にすごく合っているんですよ。勉強になります。




──橋本さんにとってアイドルとは何ですか?

橋本 ……私個人の考え方ですけど、アイドルって卒業する瞬間にこそ価値が分かると思っているんです。「私、卒業します」って言ったときのファンの方の反応こそがそのアイドルのすべてというか。

──卒業するそのときまで、自分がどんなアイドルかは分からないと?

橋本 そうですね。だから私は、卒業するときに「頑張ったね」って評されるアイドルになりたいです。もちろん卒業を悲しんでは欲しいんですけど、「これまでずっと頑張ってきたもんね、お疲れ様」って送ってもらえるアイドル。

──じゃあ今は、いつか来るその日のためにいろんなことを頑張っていると。さて、橋本さんと言えばTwitterのプロフィールに「うさぎが好き」と書かれています。何か好きになるきっかけみたいなものはあったんですか?

橋本 小学校の頃の飼育委員が大きいですね。実際にお家でも飼いたかったんですけど、犬がいまして。お母さんは昔飼っていたことがあるみたいなんですけど、ちょっと悲しいお別れの仕方をしたから今飼うのは難しいかな。

──犬は好きじゃないんですか?

橋本 いや、好きですよ! でもライブとかもあるし、私ちゃんと可愛がってあげられているのかな……。

──アハハ!

橋本 たまに犬に話しかけちゃいますもん。「ねえ、幸せ?」って。

──犬に!? 聞くと甘えてきたりするんですか?

橋本 全然(笑)。鼻水とか飛ばされます。まあだから、そういう気を使わない兄弟みたいな関係ですかね。

──実際にご兄弟はいらっしゃいますか?

橋本 お姉ちゃんがいます。5つくらい離れているんですけど、一緒にお買い物行ったりする仲良しですね。……5つ? 4つだったかな。

──仲がいいのに分からないなんてことあります(笑)?

橋本 いや、お姉ちゃん早生まれなんですよ! だからどっちだったか分からなくなっちゃって(笑)。学年だと5つ違うから5つかな。

──……トークが苦手、とおっしゃっていたのが何となく分かるような気がします。

橋本 顔がすごい頭よさそうなのに、喋ると偏差値が低いってよく言われるんですよ(笑)。確かに掛け算の9の段とかも急に言われると怪しいので、間違いじゃないんですけど……。でもメンバーはみんな偏差値低いので、トークの上手さはグループでは1番手が三浦菜々子、かなり離れて2番手に小野寺梓ときて3番手くらいですね。




──そんな個性豊かなメンバーが揃った白キャンですが、時折「エモい」とも評されます。橋本さんにとってのエモい思い出を教えて下さい。

橋本 エモい!? うーん……。あっ、私、空気の匂いを感じ取れる人種なんですよ。

──えっ?

橋本 空気の匂いです。分かりますか? たとえば幼稚園の頃の運動会の匂いだ~とか。最近だと、私が白キャンのオーディションを受けていたのは秋の終わりごろなので、「あ、オーディションの日と同じ匂いがする!」ってなったのがエモかったですね。秋なんだけど、冬がちょっと入っているみたいな匂いに、夕方から夜にかけての時間帯の匂いが合わさったものなんですけど……。

──何となく想像はできるんですが、共感できることはないでしょうね(笑)。橋本さんが、アイドルになって一番変わったことと言えばどんなところですか?

橋本 何だろう……メイクとか、シャンプー?

──シャンプー?

橋本 そういうところも気を付けるようになったんですよ。前までは家にあるものでいいと思っていたんですけど、アイドルって特典会とかもあるじゃないですか。そのときにファンの方に「この子気を遣ってないな」と思われたくなくて(笑)。あとは黒髪ロングなので、サラサラでいられるようにケアをしています。

──メイクのこだわりはどんなところですか?

橋本 絶対目の下に赤いラインをいれるところです。うさぎが好きなので、うさぎっぽくなるかな……って。もともとはくま消しで始めたものなんですけど、今ではファンの方から「これがないと美桜っぽくない」って言われます。

──確かにかなり印象的ですね。

橋本 でもたまにやりすぎてしまって歌舞伎役者さんみたいになっちゃったりもします(笑)。そういうときはプロデューサーからも「今日はちょっと赤すぎたな」とか後々連絡がきますね。

──その場ではないんですね(笑)。

橋本 そうなんですよ! 言ってほしいです(笑)。




──今後白キャンでやってみたいことはありますか?

橋本 周りのアイドルさんとかが、ファンの方からの聞きたい曲のリクエストを集めてライブをやっていたりするんですよ。それをやりたいです。

──橋本さんがリクエストするならどの曲がいいですか?

橋本 マイナーなやつなんですけど、『Begin』というプロデューサーさんが作詞した曲ですね。歌詞がストレートで一番好きなんです。≪「ああ、もう嫌だ。逃げよう」「いや、違う。まだダメだ。」≫のところとかが特に。アイドルって絶対一度は辞めたいとか逃げたいとか思うと思うんですけど、まさにそういう気持ちが書いてあるので、聞いているとちょうどいい気分になるんです。

──ちょうどいい気分?

橋本 何て言うんでしょう(笑)。落ちすぎず、上がりすぎず、みたいな。落ち込んでいるときに聞けば気持ちを上げられるし、逆に上がっているときに聞くと落ち着くことができるんですよ。

──なるほど。アイドルをやっていて、しんどいのはどんなときですか?

橋本 前に東京サマーランドで絶叫マシンに乗るという番組の企画があったんですけど、白キャンはみんな絶叫が苦手で(笑)。さらに私はカナヅチ。最終的には楽しかったんですけど心臓がしんどかったです。

──苦手なものがダブルですもんね。

橋本 もう今日で死ぬんだ……って気持ちでした(笑)。不安しかなかったし、しかも野外だから足元に毛虫とかもいたんですよ。苦手なものばっかりが揃っていたので……。

──その中で、番組を通して克服できたものってあるんですか?

橋本 絶叫マシンですかね。そんなに乗るのに緊張しなくなりました。あとはこの企画じゃないですけど、撮影とかで慣れたので、虫がいっぱいいるところでも裸足で歩けるようになりました。手汗はすごかったですけどね(笑)。




──最後に、白キャンは2020年の3月にメジャーデビューを控えています。今のお気持ちはいかがですか?

橋本 まだ実感がないですね。でも、周りのアイドルさんたちもメジャーデビューしていっている中なので、比べられたりしないかなって不安な気持ちもあります。

──とはいえ、白キャンは今年のTIFメインステージ争奪戦の決勝で2位になったり、かなり話題のグループではありますよね。

橋本 うーん……。ありがたいですけど、話題になればなるほど不安になるのも事実です。「白キャンってすごいらしいじゃん」って観に来てくれた方に「何だ、全然しゃべれないじゃん」とか……。

──やっぱりトークなんですか(笑)。

橋本 (笑)。だから、3月のメジャーデビューまでにメンバーみんなでトークを鍛えたいです!

──バラエティとかで鍛えられるといいですね。

橋本 ……虫以外なら歓迎です。

──虫(笑)。虫を食べる企画とかもあるかもしれませんよ。

橋本 うう……虫はちょっと……。アリならまだ……アリまでなら……。

──アリまでなら(笑)! 何なんですかその微妙な譲歩(笑)。

橋本 ふふふ(笑)。アリはテレビで食べている人を観たので多分いけると思うんですよ。コオロギももしかしたらいけるかもしれない。ただちょっと大きいから……目をつぶってなら……。蝉も美味しいって聞きました! ただ、食べたことで「あいつ虫食べたらしいぜ」って言われたらどうしよう? 今のネットって怖いじゃないですか。

──確かに検索予測が「橋本美桜 虫」とかにはなるかもしれないですね。

橋本 嫌だ~! 


▽橋本美桜(はしもと・みお)
7月26日生まれ、東京都出身。2017年9月に結成されたアイドルグループ「真っ白なキャンバス」に2018年12月に加入。Twitter: @mio_shirokyan

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