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コロナ禍で学校行事に影響…「子どもの成長が見たい」

Entame Plex / 2021年5月27日 11時0分

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コロナ禍で学校行事に影響…「子どもの成長が見たい」

株式会社スタジオアリスは、2021年5月11日~12日の期間において、全国の小学生の子どもを持つ親500名を対象に「学校生活と行事」に関する調査を実施。このたび、その結果を発表しました。

昨年は、新型コロナウイルスの影響により多くの小学校で学校行事が中止もしくは縮小での開催を余儀なくされました。実際に、どれだけの小学校で学校行事が中止になったのでしょうか。小学生の子どもを持つ親に昨年中止になった学校行事について質問したところ、「中止になった行事はない(11.1%)」を除く88.9%が何らかの学校行事の中止を経験していると分かりました。

中止になった学校行事については「授業参観(68.9%)」が最も多く、次に「PTA集会(47.3%)」、「運動会(43.2%)」と、いずれも保護者が参加する行事に票が集まっています。外部からの人の出入りを抑えようとした結果、やむを得ず中止する方向になったと考えられます。



また、今年すでに中止もしくは縮小での開催が決定している学校行事についても聞いたところ、新学期が始まって間もない5月にも関わらず、既に約7割が学校行事の中止・縮小の決定を受けていることが判明しました。中止・縮小が決定している学校行事で多かったのは「運動会(41.2%)」「授業参観(40.2%)」となり、やはり保護者参加の学校行事が影響を受けやすい傾向にあるようです。子どもの成長を見られる貴重な機会がなくなり、残念な思いをしている親も多いのではないでしょうか。

保護者参加の学校行事が特に中止・縮小となっている傾向がうかがえましたが、新型コロナウイルスの流行以降、子どもの学校行事のために学校へ足を運んだことがあるかについて質問しました。すると、3割もの親が「ない(30.8%)」と回答。さらに、今までと比べて子どもの学校行事のために学校へ足を運ぶ機会が減ったかについて聞いたところ、「減った(73.2%)」「どちらかといえば減った(18.4%)」を合わせると9割以上の親が「減った」と答えました。



また、コロナの流行以降子どもの学校行事のために学校へ足を運んだことが「ある(69.2%)」と回答した人に対して、保護者は何名で学校に行ったかを伺いました。その結果、60.1%の人が「1名」と答えました。子どもの学校生活での活躍を、家族揃って見る機会が明らかに少なくなっていると分かります。

コロナ禍での学校行事の中止・縮小により、子どもの成長を見る機会が減っている実態が分かりましたが、学校行事以外でも子どもの成長を思い出に残す方法はあります。今回は、最も子どもの成長が感じられる6年生を対象とした「十三祝い/十三参り」について調査しました。「十三祝い/十三参り」とは、4月13日やその前後の日曜日に数えで十三歳になった男女が、心身ともに大きく発達するこの時期に立派な大人となれるよう祈念し、成長を祝う伝統行事です。江戸時代後期にはじまったとされる歴史のある文化で、13歳の厄を払う意味合いや、生まれてからの干支が一周することから、人生の節目を祝う成人式のような役目もあります。

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