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劇場版「牙狼<GARO>」主演の栗山航、「感情的なアクションって本当に難しい」

Entame Plex / 2015年3月19日 23時23分

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劇場版「牙狼<GARO>」主演の栗山航、「感情的なアクションって本当に難しい」

劇場版とテレビシリーズが連動することでも話題の新シリーズ、「牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔」。まずはその劇場版の公開を記念して、主人公・道外流牙役の栗山航にインタビュー。前作「<GARO>~闇を照らす者~」に続いて流牙役を続投することになった心境や覚悟、激しく進化した“GARO”アクションの裏話などについて直撃! 今回の栗山をトップバッターに“GARO”リレーインタビューがスタート。



――今回新シリーズになるわけですが、主人公として、どういう意気込みで臨みましたか?
「前作以上にいいものを、道外流牙として成長した姿を見せたいと思って取り組みました。特に今回は金色の輝きをもつ黄金騎士ガロからのスタートなので、その立ち居振る舞いなどを気にしました。その一方、道外流牙のイメージも残したかったので、その点はこれまでの鋼牙や雷牙と似ないように演じました。アクション面では流牙らしさを出すことが特に難しくて、その上黄金騎士であることを念頭に置くと、アクション監督と何度も考えることがありましたね」

――黄金騎士のDNAを意識しながら、同時に流牙オリジナリティーを追求したわけですね。
「そうです。そもそも流牙のカラーを薄めてしまうと、僕が演じている意味がなくなってしまうので、そこは絶対におろそかにできなかったことですね。流牙っぽいアクションをあえて残しながら、黄金騎士を演じることは本当に大変で(笑)。これは言葉で説明しにくいことでもありますが、たとえば流牙は軽口を叩く生意気な面があるので、そこは黄金騎士になっても変わらないとか。ただ、あまりやりすぎてもよくないので、難しかったですね」

――確かに流牙を大げさに追求すると、一気に流牙のイメージが出てしまいそうですよね。
「反対にアクション面では重く動くというか、黄金騎士らしい動作を意識して撮影しました。演技面では黄金騎士としての冷静な佇まいが重要なので、その点を注意していて、流牙の時は勢いだけでも成立していましたが、黄金騎士の場合はかえって弱く見えてしまうので」

――今回特に強く印象に残ったことは、鋼牙の頃は黄金騎士がマシーンのように強かったイメージがありますが、流牙は人間っぽいエモーショナルなアクションが特徴的ですよね。
「それを感じ取っていただていて、すごくうれしいです。感情的なアクションって本当に難しくて、型が決まっている以上、表現の幅が決まっているじゃないですか。そこに感情の芝居を入れながらアクションをすることは、本当に難しい。そういうことを目指して黄金騎士を演じているので、わかっていただいて本当にうれしい。殺陣師のかたも感情が出るようなワンテンポにならない殺陣を考案していただいて、流牙らしさを追求できています」

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