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中村蒼、dTVドラマ『眠れぬ真珠』で新境地「経験したことのない世界を覗いてみたい」

Entame Plex / 2015年4月24日 20時0分

――ちょっと意外ですね。
「撮影後に黒谷さんをバラエティ番組でお見かけしたんですが、すごく明るくてたくさんお話される方で。でも、こういった作品だからだと思うのですが、合間に談笑したり、あらかじめ『ああしよう、こうしよう』って打ち合わせることもなかったです」


――それが結果としてリアリティある内容になったのでしょうか?それは監督の指示?
「いえ、監督も『全然しゃべんないんだねー』って逆にびっくりしてましたけど(笑)」

――黒谷さん演じる咲世子のような女性をどう思いますか?
「すごく惹かれる部分はあります。何を考えているかわからないミステリアスな部分だとか。自分が芸術家として行き詰まり、葛藤している部分とか」

――中村さんは今回、映像作家を演じましたが、もし俳優の仕事についていなかったらどんな道に進んでいたと思いますか?
「実は小学生からの夢がカメラマンになることだったんです。地元のクラブサッカーチームに入っていたとき、地方のテレビ局が取材にきて、大きなカメラを手にしている様が『かっこいいなー』と印象に残っていて」

――そうだったんですね。
「それに友だちのお父さんがカメラマンだったのも関係してるかな。僕たちがサッカーしている姿をお父さんたちが撮るんですが、その人が撮影した映像が抜群にカッコよくて。だから今回演じた素樹がカメラを手にしてドキュメンタリーを撮るシーンは、夢が叶ったようですごく楽しかったです」



――もしかしたら、この先監督の仕事もするかもしれませんね。ちなみに今後チャレンジしてみたい役などはありますか?
「これまでは等身大の役が多かったですが、これからは“いい人”だけじゃない、自分が経験したことのない世界を覗いてみたいですね。今回の役もそうですが」

――悪役なんかも?
「やってみたいですね。まだ自信はないですけど好奇心はあります(笑)」

――現在、出演されているドラマ『かぶき者慶次』(NHK総合)は如何ですか?
「僕の演じている『前田新九郎』という役は、あまり文献に記録されていない人物で。ですからとにかく時代背景について調べて、役づくりしました」

――中村さんが役者をするうえでのこだわりってありますか?
「年齢や経験を重ねていくと、ある程度演じるジャンルとかするのかもしれないですが、そうではなく不得意だからって思い込まずに、その年ごとに新しいことにチャレンジしていきたいです。自分で勝手に幅を狭くすることは避けたいです」



――それでは最後に『眠れぬ真珠』の見どころを教えてください。
「この物語には色々な恋愛のかたちがあります。それは僕が演じる素樹と黒谷さん演じる咲世子の年の離れた恋愛だったり、井浦新さん演じる三浦さんの、ちょっと型の外れた恋愛だったり。愛の表現の仕方はそれぞれ違うんですが、でも全然間違ってなくて。ダメな部分も見せ合うことで、逆に愛おしかったりする場合もあったりするんですよね。ですから、この作品を観てくれた方が自分の恋愛を『ああ、これでいいんだ』って肯定してくれたらうれしいです」

ドラマ『眠れぬ真珠』は、4月22日よりdTVにて独占配信中!

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