川島なお美、AKB48岩田華怜にエール「AKBのオンリーワンになって欲しい！」

創立20周年を迎えた劇団スイセイ・ミュージカル公演『広い宇宙の中で』の公開ゲネプロが15日、東京・銀座博品館劇場にて行われ、主演を務める川島なお美をはじめ、黒田アーサー、岩田華怜（AKB48）、吉田要士、そして演出の西田直木氏ほか全キャストが出席した。

命の尊さと家族の愛、そして人と人との絆の大切さをテーマに描いた本作は、2005年に初演を迎え、全国各地で上演してきた当劇団の代表作のひとつ。創立20周年記念企画として、再演希望の声が最も多かったという本作が、2009年以来、６年ぶりの再演となった。



初日を迎えた川島は「こうして無事に初日を迎えるまでプレッシャーを感じていました。私は、この作品、この役に出会うために今まで女優をやってきたのかなって思えるくらいの素晴らしい作品です。魂を込めて千秋楽まで務めたいと思います」と意気込みを語り「最後の最後まで展開が読めないびっくり箱のような作品です」と本作をアピール。



そして、1996年以来となる黒田との共演について「長い間会ってなかったですけど、稽古場で会った時は、そんな年月を感じなさせないくらい旧友に会ったような気分でした」と、久しぶりに対面した時の感想を話すと、黒田も「一度舞台を一緒にすると戦友になりますから、その時の思い出が蘇って、すぐに打ち解けられましたね」と振り返り、ふたりとも息ぴったりの様子。



小６の少女役を演じる岩田は「17歳にしてランドセルを背負いました」と照れ笑いを浮かべていた。川島から「AKB48はメンバーがたくさんいるから、華怜ちゃんにはその中でもオンリーワンになって欲しい。これだけはメンバーの誰にも絶対に負けない！ というものをひとつだけでいいから磨いていけば、これからもずっと輝き続けられると思う」と熱烈アドバイスを受けた岩田は「ミュージカルが好きなので、誰にも負けないくらい今後もミュージカルをやっていきたい」と意気込んでいた。

ミュージカル『広い宇宙の中で』は、５月15日～17日の東京・銀座博品館劇場を皮切りに、山形、宮城、岩手、愛媛、、佐世保、北九州、大分、福岡、長崎と全国各地で上演予定。