マキタスポーツ主演ドラマ『PANIC IN』は「ヒーローになれる気分を味わえる」木村好克監督インタビュー
Entame Plex / 2015年8月26日 13時26分
マキタスポーツ主演ドラマ『PANIC IN』は「ヒーローになれる気分を味わえる」木村好克監督インタビュー
あのマキタスポーツが『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マクレーン刑事レベルの“パニック”に立ち向かう!? BSスカパー!の連続ドラマ『PANIC IN』は、マキタ演じる冴えない中年男・車田寅雄(くるまだとらお)が、毎エピソードごとに職を転々と変え、その職場や通勤中に事件や事故へ巻き込まれてゆく姿を描いた一話完結のパニック系ドラマだ。各話ごとのヒロイン、さまざまな映画へのオマージュも続々登場する上に、鈴木大地監督、SABU監督、永野宗則監督という錚々たるメンバーがオリジナル脚本で演出! アクションが得意な木村好克監督も、『PANIC IN』の撮影を大満喫したとか!? そんな本作の第2話、6話を手がけた木村監督にいろいろと話を聞いた。
――『PANIC IN』は、かなり突出していますね(笑)。監督することが決まった時、いかがでしたか?
「炎とミサイルの企画書の表紙を見た瞬間に、僕はアクション映画が大好物なので“やります”と。プロデューサの森谷さんからもアクションをやってほしいというオーダーがあって、その要素を採り入れたモノをやることにしました。後はオマージュですよね。BSスカパー!さんなので、連動してパニック映画を放送することも面白いと思いました。自分の好きな映画の面白い要素を採り込み、オリジナルのドラマを作っていくってめずらしいことで、自分の映画愛が存分に反映されたと思います」
――拝見すると、地上波では難しい内容が満載で(笑)。実際に撮影を終えていかがですか?
「実際に撮影してみると、いい意味で制約がなかったというか、もちろん予算的、時間的な条件はありましたが、内容に関しては脚本のとおりに好きなようにやれて、チャレンジングなことができる企画だったので、面白かったですね。連日深夜までスタッフにはけっこう無理言いましたけど、撮りたいモノは我慢せずに全部撮った、という感じですね。後は、マキタさんをイジりたおせることかな(笑)。興味がある俳優さんだったので、そこは面白いところでした。実際にリアクションなどが優れていて、瞬発力が高い方だなという印象でした」
――主演のマキタスポーツさんが、なんとも言えない魅力を放っていましたね(笑)。
「僕の作品では、アクションの練習はなかった。現場ですべて、ぶっつけですね。その前にプランニングだけはすべて行い、Vコンテをマキタさんには事前に送りはしていましたが、現場でひとつひとつ動きを説明して、その場で練習していただいて。マキタさんは年上ですが、お互いにジャッキー世代。お互いに共通のイメージを早めに持てたので、アクション撮影はこなせました。あとはノリで危険なこともいっぱいやっていただいて、水中に顔をつけるとか(笑)。テストではしなかったことを本番で突然やってみて、マキタさんも楽しそうでした(笑)」
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