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園子温、2016年はオリジナル作品のみ作る……原作ありきの映画と決別宣言

Entame Plex / 2015年10月30日 15時0分

 園子温、2016年はオリジナル作品のみ作る……原作ありきの映画と決別宣言

園子温、2016年はオリジナル作品のみ作る……原作ありきの映画と決別宣言

映画監督として数多くの作品を手掛け、さらにはアーティストとしても活躍する園子温。そんな彼が
“純粋にただの映画として観て、楽しんでもらいたい”
と語る映画「新宿スワン」。
今作は、和久井健による同名マンガを原作に園監督が映画化。今年5月に公開され見事大ヒットとなったわけだが、そんな作品が早くもDVD&Blu-rayとなって11月3日に登場する。そこで、今回は改めてその魅力を園監督に聞いてみた。すると、最後には思いもかけない発言が……。



――「新宿スワン」は興行収入10億円越えの大ヒットとなりましたが、まわりの反響はどうでした?

「ホントにおめでとうって言われましたね。個人的にはこれまでランキングで1位とかとったことなかったし、いい経験になったかなと。こういう作品を撮るなら大ヒットした方がいいとは思っていたので、それは素直によかったと思います」

――制作にあたって原作マンガは意識しました?

「ものすごく意識しましたね。もともとは原作通りにやりたかったぐらいで。ただ、脚本は僕じゃないので、そのあたりはお任せせざるを得なかったんですけど、なるべく原作に忠実にやりたいと思ってました。それにしても、もともとこういった(売れる)作品って僕が監督するものじゃないと思ってたので、まさか自分がやることになるとはって感じでした」

――今回は出演者もすごく豪華でしたね。

「サブには、これまで僕の作品に参加してくれた出演メンバーがたくさんいたのでやりやすかったし、初めて会った沢尻エリカや綾野剛くん、伊勢谷(友介)くんにしろ、みんな僕とやりやかった、園子温ならやるって感じで来てくれて。すごくやりやすかったし、楽しかったです」



――物語は新宿で活躍するスカウトマンたちの姿を描いた、ある種特殊な世界ですけど、監督はそういった世界には共感できます?

「まったくしないですね。憧れもない(笑)。10代、20代のときなら金も底をついてたし、そういう世界に飛び込むのもアリかなと思うけど……でもやっぱり憧れはしないかな。そもそも僕は縦社会が嫌いなんですよ(笑)。ただ、歌舞伎町には馴染みが深くて、東京に出てきてすぐのころは新宿でよく遊んでました。綾野くんたちのアジトのあたりでは、当時しょっちゅうケンカを売られたし。撮影中に思い出したんだけど、ちょうどあの辺でボコボコにされたこともあったんですよね……今となってはそれもいい思い出ですけど。新宿の思い出っていうと、そういったドギツイのしかない(笑)」

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