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主演の市原隼人も圧倒された、2015年屈指の衝撃作「極道大戦争」が早くもDVD&BD化!

Entame Plex / 2015年10月31日 19時11分



――そういった部分を含め、今作は一度見ただけじゃわからない部分がたくさんあるのかなって。キャラクターそれぞれの人間味なども。

「たぶん、何回見てもわからないというか、語りきれない、そんな作品ですね。キャラクター、ストーリー、世界観、設定、どれをとってもこんな映画二度とないような気がします」

――そんな作品を作り上げた三池監督はさすがですね。

「スゴいですね。しかも、三池監督はアクション・シーンでも、アクションをメインに撮ろうとせずに、その表情や感情を撮ろうとされていらっしゃいました」

――そういう意味では、撮影は一瞬たりとも気が抜けなかった?

「絶えず緊張感が張りつめていて、でもそれがすごく気持ちいいというか、ずっといたくなるような現場でしたね。それでいて、多少遊びたくなるような現場なんですよね」



――それは、三池監督が考えている以上のことをしよう、予想外のことをしてやろうとか?

「そういったことは考えていないんですが……言うなれば子どもになれるような感じです。単純に役者という職業を楽しませていただける、映画というものづくりを楽しませていただける現場なんですよ。なんでもダメダメと止めるのではなく、まずはやってみよう、それでダメだったらやめましょうという、時間を惜しみなく使うような感じで。その大胆さと繊細さの振り幅が僕はものすごく好きです。ただ、作品に入ったらもうよそ見はできなかったですね。他のものを見たら、違う空気になってしまう気がして。挑戦的であり実験的な気持ちで、映画業界に向けたメッセージとして作品をぶつける。そんな気持ちが自分の中にありました」

――それは、公開前に三池監督にお話を聞いた際にも言ってましたね。今の映画業界に一石を投じたいって。

「作りは基本的で、本当にシンプルなんですよ。ビジネス的な集まりではなく、本当に作品が好きな人たちが集まって、にやにやしながら作っているような映画です」

――そうじゃないとこんな作品はできない気がします。

「結果的に、この映画は 世界21カ国で公開しました。それはスゴいことだと思います。しかも、まずタイトルからして挑戦的。普通はこのタイトル嫌がりますよね(笑)。でも、そこにあえて踏み出していく。それは結構勇気がいることだと思うし、そこをやり遂げたのが本当にスゴいと思います」



――そんな今作が今回待望のDVD、Blu-ray化。改めて見所を教えてもらえますか。

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