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日本一の朝食が決定!「朝ごはんフェスティバル®」で1,000宿の頂点に立つ料理とは?

Entame Plex / 2015年11月20日 0時1分

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日本一の朝食が決定!「朝ごはんフェスティバル®」で1,000宿の頂点に立つ料理とは?

11月18日、都内にて「楽天トラベル 朝ごはんフェスティバル®2015 頂上決戦」が行われた。



このフェスは、1,000以上のホテル・旅館が参加する日本最大級の「朝ごはん」イベント。北海道から沖縄まで、全国7地区での予選を勝ち抜いた料理人が集い、日本一の宿の料理人・朝ごはんが決定するというもの。B級グルメや主婦などのセミプロ対決ではなく、旅館・ホテルのプロの料理人がガチの勝負で技術を競う。

また、審査員も「神田川本店」店主で全国調理師協会名誉会長の神田川俊郎氏をはじめ、“和食の鉄人”中村孝明、「四川飯店」オーナーシェフで日本中国料理協会会長の陳建一氏など、名だたる料理界の重鎮が揃った。

「朝からサラっと薬膳スープごはん」や「とろっとろスクランブルエッグ」など、各宿が提供する絶品料理はヨダレもの。審査員たちも、調理現場をまわり材料や調理法をチェックすると、そのこだわりに感心する様子を見せ、陳氏は「間違いなくうまい。これは決めるのが大変」とつぶやいた。



いよいよ実食タイムに移ると、各宿の料理人がステージ上で料理をプレゼンテーションした。地元の食材を使った思い思いの2品に、審査員席からは「うまいな」との声が連発し、神田川氏からは「勉強させてもらいました」とのコメントも飛び出した。



気になる結果は、第3位が栃木県「塩原温泉 四季味亭ふじや」の「極上ふかひれ茶碗蒸し」と「ふじやパパの手作り野菜と自家製味噌のふわふわつみれ汁」。



同宿は、総客室数が6室と、手の届く範囲でのおもてなしが好評でリピーターが足繁く通うとのこと。板長の細井邦彦氏は「本当の野菜のうま味を知ってもらいたい」とコンセプトを語った。野菜は細井氏の父親が丹精込めて作ったもののようだ。



第2位は、鳥取県「皆生(かいけ)温泉 海色・湯の宿 松月」の「地採(じど)れ!新鮮野菜の彩スムージィー」と「境港産シロイカのおろし丼」。



スムージーは、地元のブロッコリーやニンジン、カボチャを使用し、料理長の里村正志氏によると、最初にご飯(おろし丼)ではなくこちらから口にしてほしいとのこと。茶懐石のルールに囚われない柔軟な発想で日本料理をアップデートさせる1品だ。また、おろし丼は、身が透き通った白いうちに流通する山陰名物の「白イカ」を使用している。



栄えある第1位は、兵庫県「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」の「ル・パンオリジナルベーカリー」と「兵庫県で育てた新鮮な野菜と瀬戸内産天然真鯛のスープ仕立て」が獲得した。パンの種類も古代米を使ったものから、兵庫県三田市名産の「母子茶」を練りこんだものまで、飽きさせない内容だ。さらに審査員をうならせたのは真鯛を使ったもう1品。野菜でとった透明なダシに燻製した生ハムをプラスしてコクとうま味をかもし出すことに成功している。

これには調理中の現場をのぞいていた陳氏も驚いたようで「うちの店でも出したい」と太鼓判を押していた。また中村氏も「お野菜と魚を合わせたスープは失敗するとケンカするのに、これはすばらしい。ハムを使っているのがすごくいい。よう勉強されてますわ」とベタ褒めだった。



表彰式で結果を聞いた総括料理長の田中耕太郎氏は笑顔を見せ、「念願の優勝でとてもうれしい。食材を集めてくださった生産者の皆さん、ホテルのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました」と喜びを口にしていた。

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