でんぱ組.inc 相沢梨紗、大好きなホラー映画「Mr.タスク」で洋画声優初挑戦

「ありましたね。古屋兎丸さんや伊藤潤二さん、日野日出志さんとか。日野さんの描くお話で現実か夢かわからないものがあって、最後まで理由が不明な物語ってそこで初めて読んだんですけど、すっかり感動してしまって」

――「あれは何だったんだろう？」はホラーの醍醐味ですよね。

「意味がわからないけど、何度も読むうちに何かがヌメッと伝わってくる感じがしたんです。こんな悪夢みたいなマンガが世のなかにあるんだなって思いました」

――「Mr.タスク」に話を戻しますが、つい先ほどまで声あてをされていたとか。

「洋画の吹き替えは初めてだったのですが、自分の好きな作品でとてもうれしいです！ 私は他の皆さんが収録を終えた後に、ひとりで録ったので大丈夫かな、と緊張しましたけど、細かく指示をいただけたのでとてもやりやすかったです」

――どんな指示を受けたのですか？

「私が演じるコンビニ店員の子は、若くて、いろいろなことが面倒くさい年頃で、ちょっと生意気。最初は気だるい感じで演じていたんですが、『もうちょっと子どもっぽく』とか指示をいただいたり。もうちょっと感情を表現していいんだ！ と思いました」

――相沢さんは声優に対する思い入れも強い？

「声優さんって２次元と私たちの３次元をつなげてくれる『２.５次元』の存在だと思っていて、私からすると神様みたいな存在なんですよ。だから声優のお仕事はすごく興味があったので、今回、こうしたお仕事をいただけて本当にありがたいです」



――所属するでんぱ組.incの最近の活躍は目覚ましいものがありますが、2015年は相沢さんにとってどんな１年でしたか？

「2014年にワールドツアーに行きたい！ と願っていて、今年は実際にいろいろな国をまわらせていただけてすごく楽しかったです。自分たちが日本から萌えキュンソングを発信するきっかけが掴めたのがうれしくて。来年は１月から全国ツアーが始まるんですが、世界に出て自分たちがどれだけ成長できたか、その姿を見ていただければと思います」

――では、最後に映画「Mr.タスク」の見どころを教えてください！

「この作品はセイウチになるって前情報を知らないと、すごくびっくりすると思うんです。だから、友だちに何も言わずに観せて欲しいです。個人的には、なぜおじいさんがセイウチを求めるのか、その理由にとてもグッときました。怖い場面もあるんですけど諦めずに観て欲しいですね！」



映画「Mr.タスク」のBlu-ray＆DVDは、2016年１月６日（水）リリース！

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