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暴飲暴食になりがちなシーズン、疲労感を軽減する救世主:オルニチンとは!?

Entame Plex / 2016年1月13日 17時8分

 暴飲暴食になりがちなシーズン、疲労感を軽減する救世主:オルニチンとは!?

暴飲暴食になりがちなシーズン、疲労感を軽減する救世主:オルニチンとは!?

年末年始は、忘年会や新年会などお酒の席が多くなり、日頃のストレスや疲労に加えカラダへの負担が一気に噴出してしまい、新年早々ダウンしてしまったという人も少なくないでしょう。

そこで今回、オルニチン研究会は、協和発酵バイオ・学術研究企画室の西村明仁氏にインタビューを実施し、オルニチンを摂ることによる疲労感の軽減や関連性などについて話を聞いた。



――“オルニチン=シジミに多い=二日酔いに効く”というのが一般的なイメージですが、疲労感にも効果があるのは驚きです。

西村氏「私たちが生活するなかで、必ず体内にはアンモニアが発生します。アンモニアは食事の残りカスやストレス、激しい運動によって発生しますが、エネルギーの産生をストップさせる疲労物質でもあるのです。肝臓はこのアンモニアを解毒し無害な尿素に変えて、体外に出す働きを持っています。そして、肝臓内で実際にアンモニアを処理するのが、オルニチンというアミノ酸なのです」

――つまりオルニチンは、お酒を飲む、飲まないに関わらず、アンモニアの解毒を促進することで疲労感が軽減されるということですね。

西村氏「はい。アンモニア自体は体内のタンパク質合成にも役立つので体にとって必要ですが、食べ過ぎ飲み過ぎや運動不足などで肝臓が弱り、量が増えると肝臓が処理しきれなくなってしまいます。その結果として疲労につながるのです」

――疲労回復や軽減にはオルニチンは欠かせないということですね。疲労へのアプローチとして実際にはどのような実験を行ったのですか?

西村氏「20~45歳のオフィスワーカー男女20名を、オルニチン400mgあるいはプラセボ(偽薬)を毎日摂取するグループに分け、実施期間の8週間、毎週アンケート調査を実施しました。もちろん被験者にはどちらを摂ったかは知らせていません」

――その被験者の条件はどういったものですか?

西村氏「2日に1回以上の飲酒習慣があること、健康診断の肝臓検査値が高め、それに事前のアンケートで疲労スコアが高い方々です。この実験の試験方法は、起床時に睡眠の質を問う「OSA睡眠調査票」というアンケート調査です」

――睡眠から疲労の度合いを出したのですか?

西村氏「はい。睡眠と疲労は密接な関係を持っています。「OSA睡眠調査票」は、「疲労の自覚症状」を評価する項目もあり、そちらを用いてオルニチン効果を評価しました。実験では、4週間を過ぎたあたりでオルニチンを摂取したグループに明確な改善が見られました」

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