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仁村紗和、太眉のクールビューティーが『無伴奏』で映画初挑戦!

Entame Plex / 2016年3月31日 7時0分

――憧れている女優さんはいますか?

「満島ひかりさんが大好きですごく尊敬しています。『川の底からこんにちは』という映画で観た満島さんのお芝居がとてもナチュラルで引き込まれました」

――今回、制服廃止闘争委員会を結成する女子高3年生役を演じましたが、紗和さん自身はどんな学生時代でしたか?

「彼氏もいなくて、ダンスとバイトに明け暮れていました(苦笑)」

――今作は、1969年から1971年の様子を描いていますが、当時の時代背景を誰かに聞いたりしました?

「“学生運動で死者とか出るくらいだったんだよ”って父や母から話を聞きました。資料で当時の映像を観たりもしたんですけど、激動の時代だったので、(学生運動をしている)人の熱量がすごかったり、死ぬ気でやっているんだというのをひしひしと感じました。劇中では、響子も怪我をしますし、ジュリーは本当に危ない場所に居たんだ……って」



――劇中では、当時のファッションも忠実に再現されていましたが、衣裳はいかがでした?

「ジュリーは、タートルネックにパンツというスタイルでしたが、姉の影響で昔から古着が大好きで、普段の格好もジュリーに似ていて、ハイウエストデニムにタートルネックを着ることが多いんです。最近、高円寺の古着屋さんに行ったときに、たまたま『無伴奏』のチラシが置いてあったので話を聞いてみたら、そのお店が衣裳を提供してくださっていたみたいで。偶然とはいえ感動しましたね」

――当時は、もちろんスマホやSNSなどない時代です。紗和さんは携帯のない生活は考えられます?

「マネージャーさんと仕事のことをLINEでやり取りしたり、カレンダーを共有したりしているので、ない生活はちょっと考えられないですね。スマホでカレンダーを共有するようになってからはスケジュール帳を持たなくなりましたし、今は欠かせないですね。スマホをなくしたらスケジュールが分からなくなるので大変です(笑)」

――響子もエマも好きな男性に真っ直ぐに愛を貫いていましたが、紗和さんはどう映りましたか?

「もし自分が同じ境遇だったらどうなるだろうって、いち女性として考えさせられました。響子にとって初めての感情が芽生えて苦しみながらも少女から大人になっていくその過程は、自分はあそこまで壮絶ではなかったと思いますけど、すごく気持ちが分かる部分がありました。エマの女性として素直に愛されたいっていう気持ちが本当に切なかったです。エマの笑顔が逆に辛く感じてしまって……。エマはすごく純粋で、私はすごく好きですね」



――最後に、紗和さんの思うこの作品の見どころをお願いします。

「『無伴奏』は、1970年前後を描いている作品ですが、私たちの世代が観ても自分の中でいろんな感情が生まれるんじゃないかと思います。当時のファッションだったり、揺れ動く心や葛藤とか……少女が成長していく姿に感じるところが人それぞれあると思います。この映画が、新しい自分を見付ける役割になったらいいなと思うし、その当時に青春時代を生きていた年代の方たちが観ても、どこか懐かしさを感じられるので、年齢や男女問わず楽しめる作品です。すごく余韻があって、ちょっと苦しいんですけど、たくさんの方に観てほしいですね。仙台に実在したバロック喫茶『無伴奏』もリアルに再現していて、原作を読んだ人も楽しめると思うので、是非劇場で観ていただきたいです!」

映画『無伴奏』は、新宿シネマカリテほかにて全国公開中!

©2015 「無伴奏」製作委員会

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