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座長・小籔千豊インタビュー! 吉本新喜劇にも高齢化問題の波が……

Entame Plex / 2016年8月21日 18時30分

――確かに。話を戻しますが、かつて新喜劇はスラップスティックや予定調和が、若い世代に敬遠される時期がありましたがこれについてどうお考えですか?

「伝統8割、革新2割で変わっていかなきゃいけないと思います。マンネリもいいんです。でも、僕はそう言われるのをやめさせたい。マンネリっていうのは目の前のお客さんは喜ぶんです。たとえばあるアーティストが10年来の定番曲をフェスで披露したらお客さんは喜びますよね? でもテレビでやったら『まだコイツ、この曲やっとんのかい』となじられる」

――そうですね。

「テレビと現場ってニーズが違うんですよね。僕らがNGK(なんばグランド花月)でやっている新喜劇はどちらのお客さんも相手にしなければいけない。新喜劇がマンネリ化と言われてしまうのは、目の前のお客さんばかり意識しすぎたためだと思うんです。現場の観客はやっぱり定番を見たい、それに応えた結果、テレビのお客さんは『もおエエって。何回やんねん』って思う人もいる。どちらの人たちもちゃんと考えることが新喜劇の成長につながるんじゃないかと」

――ほかに新喜劇の問題点はありますか。

「高齢化問題。桑原師匠は80歳、めだかさんは今年で73歳です。ベテランらが生きてるうちにどんどん若手を育成しなければと思います。もし僕に若返りの薬がいくつか手に入ったら、このベテランさんには、と思う人にすぐにでも渡したい」



――たとえば?

「『オレには渡せへんのかい!!』って話になるので明言は控えさせていただきます(笑)」

■吉本新喜劇 小籔座長東京公演2016
2016年8月24日(水)~28日(日)
東京グローブ座(〒169-0073 東京都新宿区百人町3−1−2)

【出演者】
小籔千豊、島田一の介、烏川耕一、清水けんじ、今別府直之、松浦真也、大島和久、新名徹郎、太田芳伸、清水啓之、祐代朗功、高橋靖子、宇都宮まき(休演日あり)、森田まりこ、金原早苗 他

【トークコーナー日替わりゲスト】
8月24日(水)品川庄司
8月25日(木)ウーマンラッシュアワー
8月26日(金)渡辺直美
8月27日(土)①ダイアン ②藤井隆 ③テンダラー
8月28日(日)①天竺鼠 ②矢野・兵動 ③ピース
※構成:吉本新喜劇(50分)+ゲストトーク(30分)

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