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「魔女の宅急便」がミュージカル化、キキ役に上白石萌歌

Entame Plex / 2017年2月11日 21時30分

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「魔女の宅急便」がミュージカル化、キキ役に上白石萌歌

角野栄子による児童書「魔女の宅急便」を原作とした新たなミュージカルが、6月に東京、8月から9月にかけて大阪で上演される。キャストとして、キキ役に上白石萌歌、トンボ役に阿部顕嵐が決定した。

「魔女の宅急便」は、1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し大ヒット、日本のみならず世界的に有名な作品に。1993年~1996年には蜷川幸雄演出によりミュージカル化。2014年に実写映画化、そして2016年にはイギリス・ウェストエンドにて舞台化が行われた。今なお色あせない「魔女の宅急便」が若手新進気鋭の制作チームにより、新しいミュージカルとして生まれ変わる。

キキ役の上白石は作品について、「スタジオジブリで映画化されたときに初めて知りましたが、とても空気感の好きな作品です。キキの新しく住むことになった街の鮮やかなタッチであったり、壮大な自然の美しさにうっとりしてしまいます! ちなみに1番好きなシーンは、キキが満月の夜に旅立つシーンです。わたしまでドキドキしてしまいました! 1人の女の子が悩みながら成長していく姿にとても勇気をもらえる、背中を押してくれるような作品だと思います」とコメント。
演じる役どころについては「独り立ちをする、という意味では今の自分に少し似ているような気がします。わたしも今16歳で、キキと同じように日々悩みながら一歩ずつ大人に近づいていけるように努力しているところです。キキという女の子としっかり向き合って自由におてんばに、そして舞台の上で一緒に成長していけたらいいなと思います! わたしが作品に背中を押されたように、観てくださる方にパワーをお届けできればなと思います!」と語っている。

トンボ役の阿部は作品について、「僕自身「魔女の宅急便」のDVDを持っていて、何回も繰り返し観ているほどのファンです。小さな魔女キキは、空は飛べてもそれ以外は「普通の女の子」なので落ち込んだり苦悩したり、周りの人に助けられたりして成長していく姿にいつの間にか気持ちが重なり、そんな彼女を見て、僕は想いを配達されている気がしました。キキが少しずつ成長し大人への第一歩を踏み出す過程がとても爽やかでキラキラしていて、年齢や性別問わず誰もが共感し応援したくなる印象です」と語っている。
役どころについては、「未だに信じられないですが、トンボ役を演じさせて頂くと聞かされたときは、嬉しすぎて両親にすぐ報告しました。まさか自分がやらせてもらえるなんて光栄です。キキとの恋の行方も、爽やかでキラキラした感じを受け取ってくだされば嬉しいです。不安やプレッシャーもありますが、それ以上に楽しみで仕方がありません。トンボをしっかり演じて、観に来ていただく皆さんの期待を超え、心を震わす歌声を配達していきたいと思ってます」とコメント。



東京公演は新国立劇場・中劇場にて、2017年6月1日(木)から4日(日)にかけて6回公演を予定。大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで、2017年8月31日(木)から9月3日(日)7回公演の予定となっている。

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