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ブレイク女優吉岡里帆が語る映画『STAR SAND -星砂物語-』

Entame Plex / 2017年8月4日 13時15分

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ブレイク女優吉岡里帆が語る映画『STAR SAND -星砂物語-』

ここ数年、女優として大活躍中の吉岡里帆。
今年に入っても『カルテット』や『ごめん、愛してる』といった話題のドラマに出演し、最近では9月に待望のファースト写真を発売することでも大きな話題に。そんな彼女が出演する映画『STAR SAND -星砂物語-』が8月4日にいよいよ公開となる。

今作は戦争を題材としながらも既存の戦争映画とは違った、吉岡曰く“ロマンチック”で“情緒的な”作品。それは果たしてどんな映画なのか、彼女がたっぷりと紹介!



――いきなりですけど、“STAR SAND=星砂”って、ステキなタイトルですよね。

「かっこいいですよね、しかもロマンチック。これを恥ずかしがらずに付けられる監督(ロジャー・パルバース)ってホント素晴らしいなって思います。日本人だとちょっと気恥ずかしくなってしまったり、遠慮があったりすると思うんですけど、星砂ってストレートに書けちゃうところはスゴいですね。それに、劇中でもものすごくロマンチックなシーンをサラッと入れちゃう感じとか、そこが監督らしさなんですよね」

――ロジャー・パルバース監督はアメリカ出身の方で、過去には名作「戦場のメリークリスマス」の助監督をつとめていたんですよね。

「そうなんです。そんな方の初監督作品に出演できたことは本当に光栄ですし、個人的には他国の監督とセッションできたことがすごく楽しくて、新鮮でした。映画自体は“戦争”というシビアなテーマでしたけど、監督の描く戦争は必ずしも爆撃が落ちる血みどろの世界じゃなく、その裏側にある世界なんですよ。みんなが意外と見落としているというか、あまり描かれることのない一面を抜き取っていて。それに、監督の小説、そして台本を読んでも、とにかくロマンチックなんですよ。それまで私の頭の中にあった戦争映画とは違う、全く逆のアプローチがあるんだなって思いました。普通の戦争映画にはない、すごく情緒的な作品だと思います」



――今回、吉岡さんが演じた保坂志保は今を生きる女子大生で、戦中に梅野洋海(織田梨沙)が書いた日記と出会ったことで生活が一変するわけですが、なぜあの日記に惹かれたんだと思います?

「もしも私が当事者だったとしたら、その日記が直筆で生々しかったことが大きいと思います。戦中の日記なんて、本来すごく血なまぐさいもの、目の前にあったら私もちょっと抵抗があると思うんです。過去に原爆ドームに行ったときも、見ているだけで匂いがしてくるような感じがしましたし。志保もきっと同じような匂いを感じつつ、それが信じられるものだったんじゃないかな。他の戦争資料は全然頭に入らなかったのに、16歳の女の子が書いた嘘のない言葉にはどこか惹かれるものがあったんでしょうね」

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