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BUCK-TICK、デビュー30周年ツアー完遂!

Entame Plex / 2017年12月31日 12時0分

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BUCK-TICK、デビュー30周年ツアー完遂!

BUCK-TICKが、12月29日に東京・日本武道館で全国ツアー“THE DAY IN QUESTION 2017”のファイナル公演を行なった。

「もう30数年前からパレードは始まっていました。みんな大人になりましたけど、ここ(心臓を指して)は子供のまんまです。みんなおいで。今井さんもいるし、ヒデもいる。ユータだっているよ。アニイは今日も座っている。さあ、おいで」。



本編の中盤、「LOVE PARADE」の前に櫻井敦司(Vocal)はそう語りかけた。30年間、唯一無二であり、孤高の存在であったBUCK-TICKの入口は、もしかしたら狭く見えていたかもしれないけれど、今の彼らは“さあ、おいで”と手を大きく広げる。30年前からのファンも、昨日ファンになったばかりの人も、すべてを受け入れる愛に満ちた深い包容力で、武道館に集まった1万人のファンを温かく包み込んでいた。

今年9月にデビュー30周年を記念したスペシャルライヴ「“THE PARADE”~30th anniversary~」を開催した彼らは、30年の軌跡を網羅したその2日間のメニューを、より凝縮した形でツアーをスタートさせた。



毎回趣向を凝らしたオープニングも話題になる“THE DAY IN QUESTION”だが、今回はステージセンターに設置された巨大な白いセットに、過去のミュージックビデオを編集した映像が映し出された。やがて、そのセットが縦に8つに分かれ、隙間からスタンバイしているメンバーの姿が見えるというレアなシチュエーションに会場は大興奮。歓声がより大きくなったと思うと、今井寿(Guitar)がフライングで下手花道に飛び出していた。一曲目を華々しく飾るダンスナンバー「独壇場 Beauty –R.I.P.-」でステージの全貌が露わになると、メンバーが花道へと繰り出し、会場のテンションを一気に引き上げる。続いて、定番のインダストリアルナンバー「ICONOCLASM」で、早くも一体感を生んだ。

30年を網羅した新旧織り交ぜたナンバーで構成されたステージは、随所にわたってトピックが満載。歌詞の世界を全身を使って表現する櫻井のパフォーマンスは絶品で、観客は「ANGELIC CONVERSATION」では天使たちが会話する様子を、「THE SEASIDE STORY」では情熱的な人魚姫の恋の行方を見守ることになる。「ORIENTAL LOVE STORY」「スピード」「LOVE PARADE」では、9月に開催した野外ライヴのステージを彷彿させた。

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