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「シン・ゴジラ」の柘植伊佐夫が表現する伊那市とは?

Entame Plex / 2018年1月24日 11時40分

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「シン・ゴジラ」の柘植伊佐夫が表現する伊那市とは?

長野県伊那市は24日、伊那市の魅力を地域内外へ発信するプロモーション動画イーナ・ムービーズの最新作「森のこえ」を公開した。

長野県南部に位置する伊那市は、周囲を南アルプスや中央アルプスの雄大な山々に抱かれ、市域の82パーセントを森林が占めている。人と森林が歩み寄り、豊かな暮らしを育む伊那市の取り組みを不思議な世界観を交えて本動画で表現。

本動画の総合プロデュース・監督は、映画「シン・ゴジラ」で扮装統括、NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」で人物デザイン、舞台「PLUTO」でキャラクタービジュアル・コスチュームデザイン・ヘアメイクデザインを務めた、伊那市芸術文化大使の柘植伊佐夫(伊那市出身)。「森のこえ」では、柘植が動画内に登場する「妖精」のキャラクターデザインを手がけるなど、彼が生み出す世界観がふんだんに盛り込まれている。



そして、最新作「森のこえ」で使用されている音楽は、伊那市出身で映画やテレビコマーシャルの楽曲を制作する天山(市芸術文化大使)が担当。柘植が作詞、天山が作曲したオリジナル曲を伊那市立長谷小学校6年生の児童が歌っている。子どもたちの故郷を思う気持ちが力強い歌声となって、より一層映像を引き立てている。



さらに動画には、「妖精」として市内在住の高校生らが登場するほか、子どもから大人まで多くの市民が撮影に参加。森林とともに生きる市民の暮らしをとおして、森林と人とのつながりを映し出している。

今回の公開を受けて、本動画の総合プロデュース・監督を手掛けた柘植のインタビューも到着!



――動画に出てくるキャラクターデザインのイメージは、どのように考案されたのですか?

「伊那市から『ソーシャル・フォレストリーをテーマにして欲しい』と依頼いただきまして、森と人との関わりについて思い描いていました。そのなかで、「エネルギーの循環性」「目に見えないものの力」と、人々の暮らしをつなげる存在として、『火』『水』『土』『木』の『妖精』を象徴として登場させたいと考えました」

――今回のキャラクターの見どころや考案する上で苦労されたエピソードなどがあれば教えてください。

「キャラクターデザイン自体はすぅっと湧きました。コンセプトや想像上の絵を具体的な姿にするには、さまざまなクリエーターのお力や、どのような人にその役を演じていただくかなどの現実的なやりとりがあります。そのような『ナマ』な要素を取り扱いながら、『ユメ』であるキャラクターたちの存在を、決して絵空事にならないでリアルな存在に仕立てることが醍醐味であり苦労でもあります。楽しみにご覧になっていただければ嬉しいです」

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