サティア・ナデラ氏登場、「最高のVMwareと最高のAzureをすべての顧客が使えるようにする」

EnterpriseZine / 2019年5月22日 6時0分

 Windowsを提供するMicrosoftとPCを提供してきたDellは、長きにわたり強固なパートナーシップを結んできた。この関係性はEMCを統合したDell Technologies体制になっても変わらず、関係性はさらに深まっている。それを証明するかのように、Dell Technologies World 2019の基調講演ステージには、MicrosoftのCEO サティア・ナデラ氏が登場。両社の新たな関係性の強化について語った。

■AzureでもVMware Cloud Foundationをネイティブにサポート
MicrosoftのCEO サティア・ナデラ氏(向かって左)が登場
(中央はデル氏、右はゲルシンガー氏)

 今回のDell Technologies Worldでは、Dell Technologiesのマルチクラウド戦略が改めて示された。Dell EMCのハードウェアとVMwareを組み合わせた「Dell Technologies Cloud」で、エッジ、コアの高性能なコンピューティングを包括的に管理できる環境をまずは提供する。それに加え、さまざまなパブリッククラウドとそのエッジ、コア環境を連携できるようにする。パブリッククラウドとVMwareベースのエッジ、コア環境をシームレスに連携させるには、VMwareのクラウド管理機能を統合化した「VMware Cloud Foundation」がサポートされている必要がある。

 パブリッククラウドのIBM Cloudでは、2017年2月に「VMware on IBM Cloud」という形でいち早くVMware Cloud環境がIBM Cloudで利用できるようにした。Amazon Web Servicesもそれから少し遅れて「VMware Cloud on AWS」という形で、VMware vSphereベースのオンプレミス環境をAmazon EC2ベアメタルインフラストラクチャで動作させられるサービスの提供を始めている。

 Microsoftについては、独自のハイパーバイザーを提供していることもあってか、若干対応が遅れた。VMwareのハイパーバイザーを搭載したAzureのベアメタルサーバーに、オンプレミスで稼働するVMwareインフラをそのままホストできるサービスについては2018年より提供していた。先行する2社には後れを取ったが、そこからさらに1歩踏み込んでMicrosoft AzureでもVMware Cloudのサービスを開始することを今回明らかにした。

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