日本企業のDXへの挑戦:「Pivotal.IO 2019」で、JR東日本、富士通、テプコシステムズ、ブリヂストン、ヤフーが語った

EnterpriseZine / 2019年7月12日 6時0分

これからのシステムに求められるプラットフォームの要件として、予測可能型業務と探索型業務を支える基盤、安定稼働と俊敏性の両立、オンプレミスとクラウドの可搬性、環境非依存な統合運用をあげる。

■“cf push”でハッピーになれる──ブリヂストン小林氏

ブリヂストンソフトウェア株式会社 デジタルイノベーション推進本部長 兼デジタルイノベーション推進部長 小林 徹氏

 タイヤメーカ世界最大手のメーカーの情報子会社、ブリヂストンソフトウェアの小林徹氏。同社の売上でタイヤ事業は83%、多角化事業が17%となるが、それらに加え商品の組み合わせやメンテナンスなどのサービス、IT/センシング技術と組み合わせたソリューション事業を進めてきた。その取組みの1つとして、PivotalのDevOps環境「Pivotal Cloud Foundry」(以下、PCF)を採用した。

 PCFを採用したのは「メソッドと基盤の両方があったから」だと小林氏。CI/CD(継続的インテグレーションと継続的デリバリー)が容易であることが決め手だったと語る。なかでも、従来の.NETで開発された既存環境を自動化し、オペレーション(Ops)作業も軽減するためには、PCFの採用が必須だったという。

PCFについては「どんな言語でも “cf push”でデプロイ出来る」とそのデプロイの容易性を強調した。

■富士通は、Pivotalとのコラボでアジャイルのための開発ラボ

富士通株式会社 Mobilityシステム事業本部 VP 中村 記章氏

 富士通の中村記章氏。富士通は、Pivotal Labで知識やノウハウを習得した人材を、「富士通アジャイルラボ」に集結させ、お客様への開発支援やコーチングのサービスを強化している。これまでのSIerとしての知見に加えて、「リーンスタートアップとアジャイル開発」をスキル面、マインド面の両方で吸収し、体質変革を目指している。Pivotalとのコラボレーションからは以下のような成果が生まれた。

技術的負荷がなくユーザー価値がある機能のみのプロダクト(MVP)を開発できた

全てアウトサイドインで書かれたテストコード:ユーザーストーリーをベースにテストコードが記載され、そこに設計が詰まっているため、日々すべての機能に対して自動テストを行うことができる。

開発の中でのリファクタリングの実施により、クリーンなコードが保たれている

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