DXにポジティブな感触を持っている日本企業は42.4%、ネガティブな感触は47.6%――NTTデータ経営研究所が調査速報

EnterpriseZine / 2019年8月21日 14時0分

図表1-1:DXへの取り組み状況

 NTTデータ経営研究所は、国内の大企業・中堅企業14,509社を対象に、独自の自主調査研究として「企業のデジタル化への取り組みに関するアンケート調査」を実施し、このほどその分析の一部を速報として発表した。

 発表によると、今回の調査の特徴は次のとおり。

偏りのない広範な母集団を対象にした調査
テクノロジーの視点に加え、ビジネスの変革や創造の視点(攻めのDX・守りのDX、など)も加味
企業のDXにおけるトレンド、取り組みテーマ、現在の進度、成果創出への実感等の実態を多角的に調査
DX成功企業の特徴を経営基盤(戦略・プロセス・組織・人材・システム・ガバナンス・文化)の観点から解明
コンサルティングの実務経験を通して培われた弊社独自の知見に基づく洞察の付加

トピック1:DXへの取り組み状況とこれまでの感触

 ■DXへの取り組み状況(図表1-1)

 ・DXに取り組んでいる企業は全体の42.7%。

 ・企業規模が大きいほど取り組み企業の比率が高くなる傾向。

 ・売上1,000億円以上の大企業では77.9%もの企業がDXに取り組み中、売上500億円未満の中堅企業でも34.0%が既にDXに取り組み中。
図表1-1:DXへの取り組み状況

 ■DXに対するこれまでの感触(図表1-2)

 ・DX取り組み企業への「DXの取り組みはこれまでのところ上手くいっていると思いますか」との問いに、“強くそう思う”・“概ねそう思う”と回答したDXにポジティブな感触を持っている企業は42.4%。

 ・一方で、“そう思わない”・“あまりそう思わない”と回答したDXにネガティブな感触を持っている企業は47.6%であり、DXにポジティブな感触をもっている企業よりも多数派。
図表1-2:DXに対するこれまでの感触

 以上より、日本企業がDXに取り組むことは一般的になりつつあるものの、DXに取り組んでいる企業は必ずしも上手くいっているわけではなく、むしろ上手くいっていない企業の方が多数派であることが示された。

トピック2:DXへの取り組みの推進段階(フェーズ)と成果の状況

 ■DXの推進フェーズ(図表2)

 ・取り組みの推進段階(フェーズ)でみると、“実践着手前段階”のものが57.7%で過半数。その内訳は、「助走フェーズ」が29.4%、「構想策定フェーズ」が16.4%、「プランニングフェーズ」が11.9%。

 ・一方で、DXの取り組み全体のうち「本格活用・展開フェーズ」まで到達しているのは16.0%。

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