革新的な影響をもたらす5つの先進テクノロジ・トレンドを発表――ガートナーが「先進テクノロジのハイプ・サイクル」

EnterpriseZine / 2019年8月30日 15時45分

「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2019年」(出典:ガートナー、2019年8月)

 ガートナーは、「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2019年」を発表した。このハイプ・サイクルで取り上げた注目すべき29の先進テクノロジは、新たなエクスペリエンスを創出し実現する5つの先進テクノロジ・トレンドを形成するものだという。人工知能(AI)などを利用するこれらのテクノロジによって、企業は新しいデジタル・エコシステムを活用できるようになるとしている。

「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2019年」(出典:ガートナー、2019年8月)

5つの先進テクノロジ・トレンド

 ・センシングとモビリティ

 センサ・テクノロジとAIの融合によって、マシンが周辺環境を認識する能力は高まりつつあり、モノの移動と操作を可能にしている。センシング・テクノロジは、IoT(モノのインターネット)の中核を担うコンポーネントの1つであり、膨大な量のデータを収集する。インテリジェンスを活用することで、さまざまな知見を獲得する能力が実現し、多くのシナリオにこうした知見を適用できる。  

例えば、今後10年間で、AR(拡張現実)クラウドは世界の3Dマップを生成する。これによって、新しいインタラクション・モデルのほか、物理的な空間から収益を生み出す新たなビジネスモデルが実現すると予測される。

 センシング/モビリティ機能の活用を目指す企業は、3Dセンシング・カメラ、ARクラウド、軽貨物配送ドローン、自律型航空機/空飛ぶ車、自律走行(レベル4/5)を検討すべきだ。  

 ・オーグメンテッド・ヒューマン

 オーグメンテッド・ヒューマンの進化は、認識能力/身体能力を向上させる機能の開発を可能にし、こうした機能は人間の身体に不可欠な要素となる。その一例が超人的な能力の提供であり、人間本来の能力を上回る特性を備えた人工装具が製造されている。

 オーグメンテッド・ヒューマンにフォーカスした先進テクノロジの例としては、バイオチップ、パーソニフィケーション、拡張インテリジェンス、感情AI、イマーシブ・ワークスペース、バイオテクノロジ:培養組織や人工組織が挙げられる。

 ・ポストクラシカルなコンピューティングとコミュニケーション

 数十年にわたって、コンピューティング、コミュニケーション、インテグレーションの古典的なコア・テクノロジは、主に従来型アーキテクチャの改良(ムーアの法則で予測された、CPUの高速化、メモリの高密度化、スループットの増大)によって大きな進歩を遂げてきた。

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