データセンターに革命を!2012年のHPエンタープライズ事業のキーワードは"Moonshot"、そして"Odyssey"

EnterpriseZine / 2012年1月18日 0時0分

「全人類、全デバイスが常時ネットに接続される時代とはどういうものなのか。少なくとも従前のITのあり方ではやってけない」 - 1月10日に開催された日本ヒューレット・パッカードの2012年におけるエンタープライズサーバ/ストレージ/ネットワーク製品の事業戦略説明会において、同社代表取締役 社長執行役員の小出伸一氏はこう発言した。人類がいまだかつて経験したことのないゾーンに突入する2012年、変化せざるを得ない日本のIT環境をHPはどう支えていこうとしているのか。その中心は"Moonshot"と"Odyssey"という2つの新プロジェクトに込められているようだ。

 小出社長は日本が直面する課題として、「超高齢化社会、エネルギー問題、安全・安心」の3つを挙げ、これに向き合うには「社会、企業、教育、ICT、行政、公共という6つの側面から成る"FUTURE CITY"の実現が不可欠。そしてHPはICTで貢献を果たしていきたい」と語る。そしてFUTURE CITYを支えるイノベーションの4要素「インフラストラクチャ」「ソフトウェア」「サービス」「ソリューション」の中でも、「とくにハードウェアを含むインフラに照準を定めたプレイヤーとしての役割を負っていきたい」としている。

 HPが言うところのFUTURE CITYとは、冒頭の小出社長の発言にあるように「全人類、全デバイスが常時ネットに接続される時代」に適した環境である。それは指数関数的に増大するサービス要求を満たすものでなくてはならない。

 「FUTURE CITYを実現するには、消費電力も、スペースも、コストも、管理工数もすべて大幅に削減するICT環境が必要」(小出社長)

 HPのエンタープライズ事業部門がFUTURE CITY実現のために始動するプロジェクトが「Moonshot」、そして「Odyssey」だ。

■データセンターに革命を―Moonshot 日本HP 執行役員 エンタープライズサーバー ・ストレージ・ネットワーク事業統括 杉原博茂氏

 Moonshotはひとことで言えば「データセンターに革命を起こすプロジェクト」(日本HP 執行役員 エンタープライズサーバー・ストレージ・ネットワーク事業統括 杉原博茂氏)となる。

 同社は「2015年までに全世界のサーバマーケットの15%が超低消費電力サーバになる」と予測しており、劇的な省電力と省スペースを実現するインフラをMoonshotで提供するとしている。

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