コンカーが本格始動、経費管理ソリューションを日本市場向けに徹底ローカライズ

EnterpriseZine / 2012年2月14日 19時0分

SuicaなどICカードの情報もインポート

 株式会社コンカーは、2012年2月13日、東京のロイヤル・パークホテルで「コンカー クラウドフォーラム 2012」を開催した。世界市場では2位のクラウドアプリケーション企業である同社の経費管理ソリューションを、日本市場に向けて徹底的にローカライズをおこなうとし、ICカードやスマートフォンとの連携の内容を発表した。

 

ベニオフ氏とサンブリッジが出資する大型ビジネス始動


米国コンカー本社 創業者・CEO スティーブン・シン





 「この会場(ロイヤルパークホテル)は、20年前にオラクル、10年前にセールスフォース・ドットコムが日本市場での展開を発表した場所。われわれも本日の発表にあわせ、この会場にこだわった」

 こう語るのは、コンカーの米本社のCEOを務めるスティーブ・シン氏。「日本法人の設立は1年前だが、世界市場ではクラウドベンダーとしてはセールスフォース・ドットコムに次いで2位の会社。フォーチュン500のうち、61%で利用される経費管理ソリューションのグローバルスタンダードであり、すでに日本でも100社以上の会社がコンカーの経費管理ソリューションを導入している」と語る。

 そのセールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ氏、日本オラクルの創業時の初代表であったアレン・マイナー氏が率いるサンブリッジが出資をおこない、社長は元SAPの創業メンバーである三村真宗氏が就任していることも同社の存在感を裏付ける。日本のIT市場では久々の大型ビジネスの始動とあって、会場には多くの参加者が集まった。

公共交通機関ソリューションで交通費、出張費精算を効率化
 コンカーが手がける経費ソリューション分野は、交通費や出張費の精算の効率化が目的とされていた。法人カードが普及した米国のソリューションであり、電車など細かい都市での移動の多い日本での親和性がそれほど高くなかった。この市場に対して、コンカーは日本法人として徹底的にローカライズをおこなうというのが、今回の発表である。

 そしてそのソリューションは、従来の「Travel& Expense」ではなく、ESM(従業員経費管理:Employee Spend Management)と定義し、公共交通の発達した日本の独特のニーズに適応させていく。その具体的な内容を、代表取締役社長の三村真宗氏が紹介した。


株式会社コンカー 代表取締役社長 三村 真宗





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