「解決できていない求人求職ニーズを解決」―ポーターズの人材ビジネス向けクラウドの実力はいかに

EnterpriseZine / 2012年4月3日 0時0分

ポーターズは3月29日、人材ビジネス向けのクラウドプラットフォームサービス「PORTERS HR-Business Cloud」を発表した。4月2日より提供を開始する。





ポーターズ 代表取締役 西森康二氏


 ポーターズは2001年8月に創業。その1年後となる2002年9月に人材紹介会社向けのSaaS型業務管理システム「プロ・エージェント」を提供開始した。ポーターズ代表取締役の西森康二氏によると、当時SaaSのような形態で人材紹介会社向けに業務管理システムを提供するモデルはなく、ユーザー企業が順調に推移したという。現在同システムは、ジェイ エイ シー リクルートメントやインテリジェンス、パソナフォーチュンといった業界大手を含め、500社以上に導入されている。

 西森氏は、厚生労働省発表の「平成22年度職業紹介事業報告の集計結果」から、「人材ビジネス業界では、求職件数が420万件、求人件数が205万件となっているのに、実際に就職に結びついた件数は38万件に過ぎない。つまり解決できていない求人求職ニーズが多数あるということだ」と述べる。その理由として同氏は、「求人ニーズが多様化かつ専門化しており、専門性の高いマッチングができないといったサービス上の課題に加え、システムを開発するにも開発委託業者に人材ビジネスのノウハウがないことや、マッチングの精度や業務改善などでシステムの修正が必要となることなど、システム上の課題がある」と説明。こうした課題をふまえ、「人材ビジネスに関わる企業の課題に応えるというポーターズのミッションの下、技術的に洗練されたソリューションが必要だと感じ、2年前から研究開発を続けた」としている。

 今回発表したHR-Business Cloudは、人材ビジネスのための顧客管理や営業管理機能を提供するアプリケーションプラットフォーム「HR Apps Platform」と、企業向けソーシャルネットワークを構築するためのプラットフォーム「Links」で構成される。HR Apps Platformは4月2日より提供開始し、Linksは2012年内の提供開始を予定している。

 HR Apps Platformは、独自のアルゴリズムによるリアルタイムで高精度なマッチングエンジンを備えている。このマッチングエンジンは、求職者の履歴書や求人票の添付ファイルなどすべてのテキスト情報からキーワード検索が可能なほか、求職者の属性やプロフィールの要素に合った求人情報をリアルタイムに抽出し、自動的に求職者に知らせるレコメンデーションエンジンも搭載している。

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