先週はIBMが元気がよかった、のかな

EnterpriseZine / 2012年4月17日 0時0分

先々週は、Oracle OpenWorldのおかげで、毎日早起きして六本木に通い、なんだか身も心も赤色に染めあげられてしまった感じ。まだ、その赤色は抜けないくらいたくさんの宿題を抱えているのだけれど、そんな中、先週はさりげなく、IBMがDB2の最新版バージョン10.1を発表した。発表のリリース文の中でキーワードとなっていたのが、「ビッグデータ」。DB2、おまえもかという感じがしないでもない…

 

IBM DB2の新バージョンがさりげなく登場
 先週は、Oracle OpenWorldのおかげで、毎日早起きして六本木に通い、なんだか身も心も赤色に染めあげられてしまった感じ。まだ、その赤色は抜けないくらいたくさんの宿題を抱えているのだけれど、そんな中さりげなく、IBMがDB2の最新版バージョン10.1を発表した。発表のリリース文の中でキーワードとなっていたのが、「ビッグデータ」。DB2、おまえもかという感じがしないでもない。

 新機能としては、従来はデータベース表の行や列ごとでしか制御できなかったアクセス制御が、行と列の両方でも行える「Row and Column Access Control」、さらには従来製品よりも効率を上げたデータ圧縮機能「アダプティブ圧縮」などが追加されている。このアダプティブ圧縮では、従来製品がページごとの圧縮だったのに対し、ページで圧縮したあとにさらにテーブル単位で圧縮できるようになっている。これにより、IBMが検証したケースでは、従来が圧縮率40%だったデータが、アダプティブ圧縮では16%へと大幅に圧縮率の向上が図られたとのこと。圧縮はOracleにもSQL Serverにも搭載されている機能であり、いまや商用データベースでは当たり前のものになりつつある。利用したことがない人は、是非その効果を試してみてはいかがだろうか。

 さらにちょっと面白い機能が「タイム・トラベル参照」。現在のデータだけでなく、過去に入力したデータおよび更新履歴の参照と、今後変化するデータの入力ができるというもの。BIやBAにおけるシミュレーションや予測分析で活用できそうだ。DB2 10に関するさらに詳しい情報は、IBMのWebサイトに特設ページ「ビッグデータ時代を先駆する進化したデータベース」がオープンしているので、興味がある方はそちらを参照してもらえばと。最後に、DB2 10のバージョンが、最初からなぜ10.1なのかというのは、ちょっと気になるところ。今後取材をする機会があると思うので、その際にこのことについて質問してみたいと思うのだった。

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