Hadoopがデスクトップに!? データ分析をシングルプラットフォームにも届けるDatameerとは

EnterpriseZine / 2012年6月20日 0時0分

日々データベース関連のネタをチェックしていてしみじみ思うのは、やっぱりHadoop関連企業の動きは本当に活発だなあということ。それこそ毎日のようにどこかでスタートアップが誕生し、エンジェルから資金提供を受け、間を置かずに新しいサービスが立ち上がっていく。こうしためまぐるしい流れを見ていると、本当に旬の技術であることをと実感します。というわけで、最初はそんな旬のまっただ中にある企業をご紹介します。

 

デスクトップPCでもHadoopを動かすことができるソフトウェア「Datameer」
 Kleiner PerkinsやRedpointなどの大手インベスターから資金提供を受け、2009年にカリフォルニアのサンマテオに設立されたベンチャー企業DatameerはHadoopのエコシステム技術を得意としています。同社がリリースするのはデスクトップPCでもHadoopを動かすことができるソフトウェア「Datameer」。最新バージョンは2.0です。

 Datameerの特徴は「データ統合、分析、可視化」の3ステップを1つのプラットフォームで提供できるというもの。他社のHadoop関連製品はこの3つを別々の環境で実行する必要があるのに対して、Datameerはシングルアプリケーション、ワンストップで実現すると謳っています。

 Hadoopというと、安め、もとい、コモデティなIntel x86マシンをずらりと並べ、大規模分散環境の名の下、テラバイト級のデータをうんしょうんしょと処理しているイメージがありますが、Datameerが提供するPersonal版のソフトを使えばデスクトップPCでネイティブにHadoopが動き、データ分析ができるとのこと。インタフェースもHTML5ベースで、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアをデータソースにすることができます。ただし無料ではなく(試用版あり)、シングルユーザ(ワンデスクトップ)環境で年500Gバイトまでのデータ量で299ドル、これを高いと見るか安いと見るかは、データ分析の重要度がビジネスに占める割合で変わってくるのでしょう。

 Datameerは50ユーザ/1TバイトまでのServer版、ユーザ数もデータ量も無制限のEnterprise版も用意されています。Apache Hadoopだけでなく、ClouderaやHortonworks、MapRにも対応。これからの成長に注目したいベンチャーです。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
EnterpriseZine

トピックスRSS

ランキング