この夏はインメモリがアツい!? 絶好調のSAP HANA、世界最速を謳うMemSQL

EnterpriseZine / 2012年7月3日 0時0分

先週の週報でも谷川チーフが触れていましたが、SAPのインメモリデータベース基盤「SAP HANA」の採用事例が国内外で多く発表されています。インメモリデータベースの代名詞的存在になりつつあるHANAですが、2010年12月にはじめてお披露目したときは発表されたときは「High Performance Analytic Appliance」、Intel Xeonプロセッサに特化した分析用アプライアンスとして登場しました。現在、SAPはHANAを略称なしの"オープンなインメモリプラットフォーム"としていますが、HANA搭載のアプライアンスはもちろんいまも数多くのハードウェアベンダから発表されています。

 

ブレードサーバ搭載のHANA搭載のアプライアンスが登場
 6月28日、日本ヒューレット・パッカードが発売を発表した「HP AppSystem for HANA Scalable XL」もHANA搭載のアプライアンスです。まず驚いたのが最小構成約7,000万円(!)からというそのお値段。メインフレーム並みの価格にかなりビビってしまいましたが、日本HPの山中伸吾氏によれば「ビッグデータ分析はITソリューションにおいても投資金額が張る分野。シンプルでスケーラブルなビッグデータ分析を可能にし、年末に発表予定のHANA SP5がリリースされれば、OLTPも1つの筐体内で実行できる」とのこと。機能と相場を考えると決してお高いものではないそうです。HPが提唱する"Converged Infrastructure"を反映し、サーバもストレージもネットワークもオールインワンな設計、つまり「ユーザは電源を入れるだけでいい」(山中氏)という導入の容易さも特徴のひとつです。

 ちなみにこの製品、世界初のブレードサーバ搭載のHANAアプライアンスで、最大640コア&メモリ8TBまでスケールできます。この最大構成って、いったいお値段はどこまでスケールするんでしょうか…。どんな事例で採用されるのか、非常に興味深いところです。

 この発表会は日本HP主催だったのですが、ゲストスピーカーとしてDB OnlineでもおなじみのSAPジャパン 馬場渉氏が登場しました。発表会などではいつも刺激的なフレーズを連発してくれるので、メディアには大変ありがたい存在のMr. HANAですが、今回もなかなか強力なメッセージを発してくれました。

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