PGEConsはPostgreSQLの普及に燃えるような意気込みで取り組んでいます!

EnterpriseZine / 2012年7月18日 0時0分

2012年4月11日に、SRA OSS, Inc. 日本支社、NTT、NEC、日立製作所、アシストら共同発起人企業10社で発足したPostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム(以下、PGECons)。ミッションクリティカル性の高いエンタープライズ領域において、PostgreSQLの普及を推進することがPGEConsの目標だ。4月に発足してから2ヶ月余りが経過し、その後同コンソーシアムの活動はどのように行われてきたのだろうか。同コンソーシアムの具体的な活動内容と今後の方針を説明するセミナーが、7月6日に都内で開催された。

■エンタープライズ領域へのPostgreSQLの普及を目指すPGEConsが動き始めた

 セミナーの冒頭、PGEConsの事務局長を務めるSRA OSS,Inc の石井達夫氏は「燃えるような意気込みで、会員企業各位が取り組んでいます」と説明する。

 PostgreSQLについては、海外ではなく日本に最大のコミュニティがあり、日本からも多くの開発への貢献がある。まさに、日本における活発な活動が認められているオープンソース製品だ。その日本でエンタープライズ領域への普及を目指して本格的な活動が始まったことで、海外からの注目度も高い。

 現状、PGEConsでは、情報発信、共同検証、開発コミュニティへのフィードバック、開発プロジェクト支援という4つの活動を行う。会員構成は正会員と一般会員の2つ。正会員には議決権があり、具体的な活動を行うワークグループに参画し人的リソースを提供して活動する。一般会員はメーリングリストやWebなどから活動情報が得られるというもの。どちらも年会費などの費用負担はない。入会費、年会費等がないので、活動するための機器や人、場所などは各社が持ち寄り行われている。

 10社で発足したPGEConsもこのセミナー開催時点で正会員12社、一般会員12社の合計24社に拡大している。一般会員には、開発系の会社もいればユーザー企業もいる。ユーザー企業が一般会員になるというのは、その会社はPostgreSQLを企業として活用し、使いこなしているというのを公表していることになるだろう。

 運営委員会は隔週の月曜日に、その週の木曜日には広報部会が開催されているとのこと。具体的な検証などを行うことになる技術部会については、7月26日に最初のワーキンググループが発足し、原則隔週木曜日に活動を行う予定だ。技術部会のテーマとしては、サイジングなどを含む性能評価手法モデル、マルチコアCPUでのスケールアップ性検証などの性能向上手法、チューニングノウハウや実行計画制御手法などのチューニング、高可用性クラスタ、災害対策などエンタープライズ領域で必ず必要となるものが挙がっている。

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