ビジネスデザイナーとしてアイデア発想をマネジメントするブレスト手法とは?

EnterpriseZine / 2012年9月24日 14時0分

太平洋にアイデアを探す図 構造化して論理的に探す

前回は、デザイン思考に関しての濱口さんのお考え、特に、エスノグラフィーや思考プロセス、アイデア発想とそのマネジメントについて解説いただきました。今回は、さらに詳しく「アイデア発想のマネジメント」についてお伺いし、ビジネスデザイナーとしてのブレスト手法などについて解説いただきます。

 
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■ ビジネスデザイナーのブレスとは? ~1.IDEOのブレストとの違い 

— アイデア発想とそのマネジメントに関して、さらに理解を進めたいと思います。チーム選び、チームでのアイデア発想、チームのアイデア発想マネジメントに関して、具体的なケースがあれば教えてください。 

 すごく具体的な例として、2002年くらいにティム・ブラウンと特殊なプロジェクトで一緒になりました。その際の例をお話します。 

 IDEO内で、プロセスのディスカッションをしたことがあります。IDEO内でのブレストをチェック&改善することになりました。IDEOのあるプロジェクトの中で、1人のファシリテーターと7人のチームメンバーがブレストを行い、それをティムと僕が後ろの席から見ていました。有名なIDEOのブレストです。1時間で100個アイデアを作るという刺激的でスピーディなブレストです。 

 まず初めに、僕が根本的に間違っていると思ったのは、アイデアをポストイットに字で書くというところです。アイデアはポストイットにポンチ絵で描かないといけませんよね。 

 そして、根本的な問題は、アイデアが100個出て終わりに近づくと、ファシリテーターが「1人につき投票券としてポストイットを3枚渡しますので、投票して下さい」と言ってアイデアを選択する作業をしました。1番投票数が多かったものが、採択となったわけです。 

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