Dreamforce 2012、日本からの参加者はこのイベントをどう見たのか

EnterpriseZine / 2012年10月4日 0時0分

おおいに盛り上がったSalesforce.comの年次イベント、Dreamforce 2012。当然ながら日本からも数多くの参加者があった。200名を越えるユーザー、パートナーが参加し、日本からの参加者交流の場として開催された「Japan Night」というイベントでは、歩くのも困難なくらいの人々がつどっていた。ところで、通常の海外イベントのレポート記事は、主催者、今回ならばSalesforce.comがどういうメッセージをどのように発信したかをレポートする。そういったレポート記事は、各種メディアから複数発信されるが、内容的にはほぼ同じようなものになってしまうのが常。これでは、あまり面白味がない。ならば、せっかく日本からたくさんの参加者があったのだから、彼らが今回のイベントをどのように受け止めたかを伝えたいと思う。

■DreamforceはITのイベントではなくビジネスのイベントだ

 まず話を聞いたのは、株式会社チームスピリットの代表取締役 荻島浩司氏。チームスピリットは、社名と同じ「チームスピリット」という、勤怠管理、プロジェクト原価管理、行動管理、経費精算などを行うアプリケーションをSalesforce.comのforce.com上に構築し提供している会社だ。昨年にはSalesforce.comからの出資も受け、いま国内でも注目のSalesforce.comパートナー企業の1つ。たんにそれぞれの機能をクラウド化しただけでなく、それぞれを連携させ社員のコラボレーション環境を提供することで、チーム力向上を目指すのがチームスピリットの特長だ。

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Q:今回のDreamforceの印象は?

 荻島:とにかく、規模が大きくなったと感じました。昨年と比べても、かなり勢いが増していると思います。それから、今回は事例中心のプレゼンテーションが多かったのが印象的でした。昨年までは「打倒、偽クラウド」といった話題や、ソーシャルクラウドやクラウドプラットフォームについてのコンセプトの説明もありました。しかし、今年は新製品や新サービスの中身を細かく説明することはなく、事例を中心に解説。これから世の中がクラウドになるよではなく、既にこれだけクラウドで成功できるよという、Salesforce.comの自信を示す場となっていたのではないでしょうか。

Q:今回のDreamforceでは、シングルサインオンを実現するSalesforce Identityや、社員のパフォーマンス管理を行うWork.com、さらにはモバイル対応を強化するSalesforce Touchなどさまざまなサービスの発表がありました。この中で、荻島さんが注目するのはどのようなものですか?

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