Netezza改めPureData、従来比で性能3倍に―IBM PureSystems製品まとめ

EnterpriseZine / 2013年3月14日 13時0分

2月14日、日本IBMはPureData System for Analyticsの新モデルとなるN2001シリーズを発表した。従来モデルに比べて性能が約3倍向上したハイパフォーマンスモデルである。IBMは3月8日、顧客向けに「ビッグデータ活用のための「高度分析プラットフォーム」“実”体感セミナー」で新製品について解説した。IBM PureSystemsにおける位置づけや製品の特徴をあらためて整理しよう。

■データベース・アプライアンスの先駆者

 今回発表となった製品の正式名称はIBM PureData System for Analytics。長いので今回はNetezzaと旧製品名で表記するのをお許しいただきたい。とてもキャラの際立つ製品だ。

 まずは位置づけを確認しよう。IBMは2012年4月に新たな製品カテゴリとしてPureSytemsファミリーを発表した。おおざっぱに言えばハードウェアとソフトウェアを最適化し、専門家の知見を実装した製品群だ。その中には基盤向けのPureFlex、アプリケーションプラットフォーム向けのPureApplicationがあり、2012年10月にデータプラットフォーム向けのPureDataが追加された。さらにこのPureDataはワークロードに応じて3つに分類されている。
PureData System for Transactions

 更新処理向け。おおざっぱに言えば、PureFlexにDB2 pureScaleの技術を組み合わせたもの。
PureData Systems for Analytics

 データ分析向け。IBMに買収される前は「Netezza」という名前だった。データウェアハウス・アプライアンスの始祖とも言える製品。
PureData Systems for Operational Analytics

 業務データ分析向け。IBM Smart Analytics Systemをベースにしている。

 もう少しNetezzaを知るために、過去をさかのぼってみよう。Netezzaは2000年に創業し、当初からデータウェアハウス専用機の開発に専念していた会社である。一般的にオープンシステムで構築したシステムでは導入、構築、運用に多大なコストがかかることが課題となっていたため、創業者らは手軽に安く、そして早い、分析に特化した製品を作ることを目指した。そしてデータウェアハウスの専用機となるものをゼロから作り上げ、2003年に初製品をリリース。これは世界初のデータウェアハウス・アプライアンス製品であり、「データウェアハウス・アプライアンス」という呼称もNetezzaから始まった。

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