データベースマーケットはDWHとBIが活況。あと最近話題のカスタマー・エクスペリエンスってなんだ?

EnterpriseZine / 2013年3月22日 12時0分

アベノミクスで株価は上昇、インフレ傾向にあることも連日報道されている。あいにく、自分の周りではその影響というか恩恵というかはまだまだ実感がないところだが、徐々にビジネスに好影響が出てくれることを期待している。とはいえ、経済動向が良い状況になっても勝ち組と負け組はいるわけで、確実に勝ち組に入れるよう努力しチャレンジしていかなけれならない。景気が良くなることに対し待ちの姿勢でいては、その時点ですでに負け組かもしれないので要注意。

■ビッグデータをきっかけにデータウェアハウスやBI市場が好調

 さて、なんとなく明るい兆しがみえてきたタイミングで、調査会社のアイ・ティ・アールがデータベースマーケットに関する調査結果を発表している。市場調査レポートの「ITR Market View:DBMS/BI市場2013」がそれだ。この調査報告書のトピックをみてみると、リレーショナルデータベース市場シェアでは、2010年度から2012年度にかけてはOracleがトップを維持しているものの、Microsoftがシェアを伸ばしておりその差は僅差にまで迫っているとのこと。年末に話を聞いたときも、新規のライセンスではキャッチアップできそうなところまできているとMicrosoftのSQL Server担当の斉藤氏が強気な発言をしていたけれど、どうやらそれを裏付けるような数字となっているようだ。

 もう1つ注目なのは、データベースアプライアンスの存在だろう。この市場は、2012年度は金額ベースで37.4%も増えると予測。先行するのはOracle、Teradata、IBMの3社。とはいえ、成長分野ということもあり、参入するベンダーは増加傾向にある。たしかに、国産ベンダーも、この領域に参入することを次々と発表している。しばらくは、圧倒的な勝者が支配するというよりは、多くの新規参入、多様なプレイヤーで混戦模様となるようだ。

 個人的にはあまり注目していなかったのだけれど、ETLの領域ではIBMがトップシェアなのだそうだ。2011年度は4.1%の微増で2012年度も増加傾向にある。システムの一元化であるとか、ビッグデータブームによるデータウェアハウス環境の見直しなどとか、増加傾向に貢献しているのはそのあたりかなと予測するところ。というのも、データウェアハウスとBIの分野については、2011年度、2012年度とも30%超の大幅な成長とのことだからだ。この大幅成長は、まだしばらく続きそうな予感だ。

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