素早い仮説検証と「組織での学び」を得る仕組み

EnterpriseZine / 2013年5月29日 8時0分

図表3.三段階の異なる実験により必要な学びを得る

いまだ市場自体が存在しない領域で、商品と同時に顧客も開発することが求められるイノベーションの領域。イノベーションの創出という新たなビジネス課題の解決のために求められるのは、従来型の商品開発プロセスではありません。顧客開発モデルがベースとなったリーン・スタートアップ的なプロセスが求められています。今回は顧客開発プロセスの可視化ツールの1つである、「バリデーション・ボード」も紹介しつつ、顧客開発モデルによる新たな商品&サービス開発プロセスが必要とされる背景を説明します。今までの記事は、こちら

BMG(組織)とBMY(個人)のメソッドをトータルに学ぶ!!
BMG+BMYで実践する「組織と個人」のイノベーションワークショップ 開催します    

組織のビジネスモデルを把握する「BMG」と個人のモデルを把握する「BMY」の両方のメソッドをトータルで学ぶことで、コアとなるツール「キャンバス」の使い方の理解を深め、組織や自己の現状分析、今後の目標、自己改革、日々の実行まで段階を踏みこれからのキャリアについて見直しを行います。

 

日時:6月28日(金) 13:00~17:30(受付開始は12:30)

受講料:38,000円(税込39,900円)

会場:翔泳社(東京・四谷三丁目)

お申込・詳細 ⇒ こちら!

■一度も市場との接点を持たないまま、消えていく多くのアイデア

 イノベーションの創出のためには、従来思いつかなかったようなアイデアを見つけなくてはなりません。でも、そうした革新的なアイデアは、ただブレインストーミングやワークショップを行うだけではなかなか生まれてくることありません。「アイデア創出の場」そのものに工夫が必要だということは、これまでの記事でも紹介してきました。

 けれど、イノベーション創出で難しいのは、何も画期的なアイデアを生み出すところだけではありません。それ以上に、むしろ多くの企業の現場で苦労しているのは、「生まれてきたアイデアを“具体的な商品やサービスへと展開させる”」ところではないでしょうか。

 多くのアイデアが生まれても、受け入れてくれる市場があるのか確かめないまま放置されることもよくあります。生まれたアイデアのほとんどが「日の目を見ることもなく忘れ去られてしまうこと」が、ある程度の規模以上の組織になると多くあることだと思います。一度も市場との接点が持たれないまま、消えていくアイデアがとても多くあるはずです。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
EnterpriseZine

トピックスRSS

ランキング