Database ApplianceはよりシンプルにExadataはよりパワフルに―アンディ・メンデルソン氏インタビュー

EnterpriseZine / 2013年5月14日 0時0分

現状、IT業界の大きなブームの1つが、アプライアンスだ。このきっかけは、OracleがExadataを市場投入したことであることは間違いないだろう。それまでもアプライアンスと呼ばれる製品はいくつもあったが、あのソフトウェアベンダーのOracleがハードウェアを出す。さらに彼らは、それを単なるアプライアンスとは呼ばずに、エンジニアードシステムと呼んだのも新鮮だった。そのOracle Exadataを含む、データベース関連製品の技術責任者であるアンディ・メンデルソン氏に、同社のエンジニアードシステムの現状と、今後の動向について先日話を訊く機会があった。

■Database Applianceについて

 ―日本では、昨年発表した1/8ラックのOracle Exadata x3-2への引き合いの話をよく耳にします。ここ最近のExadataやDatabase Applianceの市場での動きは?

 アンディ:Oracle Exadataは1/8からフルラックまで、さらにローエンド向けにはDatabase ApplianceとOracleは、フルレンジで市場をカバーしています。とくにどのレンジが主流ということはありません。とはいえ、価格が安いので、結果的にはExadataのx3-2がよりたくさん市場に出ています。ハイバリューのものが手頃な価格になったので、まだ提供開始から1年めですがかなりたくさん売れています。Oracle Exadataの用途としては、超大型データウェアハウス、超大型OLTP、さらにはプライベートクラウド、Database as a Serviceといったところで使われています。

―最小構成のExadata x3-2とDatabase Applianceの棲み分けはどのようになっていますか?

 アンディ:Database Applianceにおいて強調したいのは、シンプルさ、簡単さです。それでいて、Exadataほどではありませんが、十分に素晴らしい性能を持っています。対してExadataは、処理をストレージにオフロードするといった独自技術も搭載され、とにかく高性能を求めるユーザー向けです。そしてもう1つの違いは、拡張性でしょう。Database Applianceは、2コアのシングルノードから、2ノードで32コアまでとなっています。Exadataは、理論上は無限に拡張できます。

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