「イノベーションのDNA」を組織に根付かせる方法

EnterpriseZine / 2013年6月5日 8時0分

図表4.イノベーションのタイプと開発サイクル段階で異なるタスクとチーム

2013年5月16日、野村コンファレンスプラザ日本橋にて「ついにジレンマは終わる!!“イノベーションのジレンマ”で有名なクリステンセン教授のイノサイト社初来日セミナー」が開催された。前回は、成熟企業が破壊的イノベーションに対してどのように取り組むのか?というテーマで行われた講演第1部の内容をレポートした。今回は、「イノベーションのDNA」を組織に根付かせるための仕組みと海外での事例を紹介した講演第2部をレポートする。

BMG+デザイン思考=新しいビジネスモデルを生み出すための方法論
デザイン思考とケースで学ぶ「ビジネスモデル・イノベーション」ワークショップ    

未来からのバックキャスト、チャンス・オペレーション、シナリオプランニングなど、新しいビジネスモデルを生み出すための方法論もお伝えしていきます。講義中、実際のケーススタディも導入、他の業界への応用可能なビジネスモデル事例をふんだんに取り入れた、実践的ワークショップです。

 

日時:7月4日(木) 13:00~17:30(受付開始は12:30)

受講料:38,000円(税込39,900円)

会場:翔泳社(東京・四谷三丁目)

お申込・詳細 ⇒ こちら!

■イノベータに必要な5つのスキル:「4つの行動的スキル」と「1つの認知的スキル」

 イノベーションという観点から見て優れた業績を出し続けている企業のリーダー層(イノベータ)は、そうでない企業の経営幹部と何が違うのだろうか。

 クリステンセンらはイノベータと一般的な経営幹部の比較研究を行い、イノベータが他の経営者より優れている5つのスキルを明らかにした(詳細は『イノベーションのDNA』参照)。

 イノベータは、「質問力」、「観察力」、「ネットワーク力」、「実験力」という4つの行動的スキルを日常的に活用している。この4つの行動的スキルは、「関連づけ思考力」という認知的スキルにつながる。

 一見無関係に見える疑問や問題を結びつけ、新しいアイデアを生み出す関連づけ思考は、イノベータにとって欠かせないスキルである。

質問力:日常生活に質問することを取り入れよう

 たとえば、娘と一緒にショッピングモールに行ったら、娘はなぜあの店でなくこの店で、あちらの服ではなくこちらの服を選ぶのか、などと問いかけてみよう。常に疑問を持つことは、イノベータにとって大切な態度だ。

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