オラクル「データを価値に変えていく」情報分析マシンの新版提供開始

EnterpriseZine / 2013年8月22日 13時0分

8月20日、日本オラクルは分析専用マシンの最新版「Oracle Exalytics In-Memory Machine X3-4」の提供を開始した。価格は17万5000ドルとなる。

 オラクルが「マシン」あるいは「エンジニアド・システムズ」と呼ぶ垂直統合型製品にはExadataやExalogicがあり、このExalyticsは情報分析やレポーティングに特化した「情報活用基盤」という位置づけだ。「Exa」シリーズで分析を意味する「analytic」を組み合わせた名称となっている。

 ExalyticsはExadataやExalogicより後発ではあるものの、「ビジネスの立ち上げはExadataよりも早い」と語るのは、同社 専務執行役員 テクノロジー製品事業統括本部長 三澤智光氏。Exalyticsを利用する顧客の多くはExadataと組み合わせて活用しているそうだ。

 最新版となる「X3-4」ではハードウェア、ソフトウェアともに強化された。後者はモバイル機能、視覚化・操作性・統合性などユーザー指向に力が入れられている。

●ハードウェアの強化

 旧モデル(Oracle Exalytics X2-4)との比較をすると、当製品に組み込まれたインメモリ・データベース(Oracle TimesTen)で使用するメモリを1TBから2TBに増強、フラッシュメモリを新規に2.4TB搭載、ストレージを3.6TBから5.4TBに拡張した。ベースマシンはSun X4470 M2、プロセッサはIntel Xeon E7-4870を4基搭載し合計40コアとなる。

 日本オラクルによるとハードウェア増強などにより、最大書き込み処理能力は5.9倍、1秒間における最大読み込み・書き込み回数は250倍と性能向上したという。

 なお旧モデルの顧客向けにフラッシュメモリやメモリを増強するアップグレードキットが提供される。

●モバイル機能の強化

 ソフトウェア強化のなかでモバイル機能強化にあたるのが「BI Mobile App Designer」。モバイル端末向けの分析アプリケーション開発ツールである。「Oracle Business Intelligence Foundation Suite」に含まれている。

 アプリケーションはHTML5ベースで提供され、クライアントはパソコンのほかモバイル端末からも同じ画面や操作性でアクセスできる。開発者にはモバイル端末向けに別途画面やレポートを開発する必要がないのがメリットとなる。

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