ビッグデータ活用を「より簡単、より迅速に」-日本IBM、Hadoopアプライアンス提供開始

EnterpriseZine / 2013年10月15日 17時30分

 日本IBMは10月15日、垂直統合型システムPureData Systemのラインアップを拡充し、Hadoop基盤を搭載した「IBM PureData System for Hadoop H1001」と、ビッグデータ分析のエントリーモデル「IBM PureData System for Analytics N2002-002」の2つのアプライアンスモデルを新たに追加すると発表した。出荷開始は18日から。

■垂直統合型システムPureData Systemのラインアップを拡充

 PureData Systemには、高速データ入出力処理向け(トランザクション処理向け)の「IBM PureData System for Transaction」、大容量データの高速分析処理向け(DWH向け)の「IBM PureData System for Analytics」、業務データの即時的な分析処理向け(オペレーショナルデータ分析向け)の「IBM PureData System for Operational Analytics」がある。

 発表に際し、ソフトウェア事業担当専務取締役執行役員のヴィヴェック・マハジャン氏は「IBMのビッグデータプラットフォームはすでに国内で130社以上の導入実績がある。どのベンダーよりも多くの実績があると自負している。今回のラインアップの追加で、より簡単により迅速にビッグデータを活用できるようにする」と新製品投入の意図を紹介した。

 ソフトウェア事業インフォメーション・マネジメント事業部事業部長の望月敬介氏は、新製品が求められる背景として、「2013年に入りビッグデータに関するソリューション導入が本格化し、ビッグデータ分析に対するニーズも多様化している。導入が容易で構築や運用の負荷が少ないアプライアンス製品を求める声を多くいただいていた」と説明した。

 特にHadoopシステムの構築は思ったよりも高負荷で導入に時間がかかることから、アプライアンスに対するニーズは強かったという。たとえば、Hadoopを導入した企業は、サイジングや機器選定、それらをどう組み合わせればよいかといったことで苦労しているという。また、問題発生時には自力で解決しなければならないことも課題だった。

 「アプライアンスにすることで、ベストプラクティスに基づいた構成を採用でき、問題発生時には、IBMの一貫したサポートを受けることができる。ビッグデータの分析に対するユーザーの多様なニーズ、クイックな始動に対応する」(望月氏)

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