ひつじ、雲に乗る - NTTドコモのクラウド進出をもふもふと支えるAWSのスケールパワー

EnterpriseZine / 2013年11月29日 13時20分

音声認識の実績を重ねてきたドコモ。2006年にはETSI AURORA Projectの初実装を世に送り出している

 NTTドコモはAWSのビッグユーザ、数千単位のEC2インスタンスを利用している - 11月中旬、米ラスベガスで開催されたAmazon Web Servicesの年次カンファレンス「AWS re:Invent 2013」は世界中から9,000名を超えるユーザ/パートナーを集め、大盛況のうちに幕を閉じました。期間中、いくつもの新サービスやアップデート、事例が発表されたのですが、筆者が個人的にいちばん衝撃を受けたのはこの"ドコモ on AWS"宣言でした。何に驚いたかって、あの「しゃべってコンシェル」のひつじのしつじは実はAWSの住人だったとは!!! 「どこに住んでるの?」と聞くと「ご主人様のケータイの中です」と答えていたくせに…って、別にがっかりすることでもないんですが。

 ちなみにワタクシのスマホの画面はいつもひつじのしつじがとことこ歩きまわっております。終わらない原稿書きに疲れきったとき、ひつじに「歌って」とお願いすると「ひつじのしつじ♪ めーめーめーめ♪ らららーらららーもーふもふ♪」と一度聞いたら頭から離れない歌詞とメロディで高らかに歌い上げてくれ、心癒されることこの上なしです。もっとも本コラムの担当編集からは「ひつじをオンにしている人を五味さん以外に見たことない」と心ない言葉を投げつけられたりもしますが、きっと全国1000万人のひつじインストーラがいるはずだと信じ、気にしないことにしています。くすん(実はワタクシも周囲でひつじラバーを見たことがない…)。

 えー、そんなくだらない話はさておき、昨年に引き続き今回もAWS re:Inventに参加する機会を得たわけですが、なんと幸運にもひつじのセッション - NTTドコモ 執行役員 研究開発推進部長 工学博士 栄藤稔さんによる、ひつじのしつじがAWSクラウドを根城にしていかに活動の幅を拡げたかというお話を聞くことができたので、その内容をご紹介したいと思います。

■ひつじのしつじはSiriじゃない! 完全にドコモオリジナルだから!!

 冒頭でも触れたように、ドコモでは現在、数千のAmazon EC2インスタンスが稼働しており、数多くのドコモアプリのベースとなっています。ドコモクラウドの基盤は現在はオンプレミスのデータセンターとAWSのようなパブリッククラウドの併用ですが、徐々にパブリッククラウドの比率を高めているとのこと。そして「しゃべってコンシェル」は現在、AWSの東京リージョン上で稼働しています。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
EnterpriseZine

トピックスRSS

ランキング