僕らがWindows Azureに望むこと

EnterpriseZine / 2014年3月17日 10時0分

左から、シックスアパート・高山氏、柳下氏 / 日本マイクロソフト・笹木氏、佐藤氏/DBオンライン・谷川耕一 

 前回は、既存の環境をパブリッククラウドのWindows Azureに移行する際に、気をつけておいたほうがいいというポイントを中心に話題が展開した。今回は、OSS系のアプリケーションを動かすために、Windows Azureにはこうなって欲しいという話題から、ハイブリッドなクラウド環境をどう捉えたらいいのかという話題に発展。さらに、マイクロソフトへの要望も盛りだくさんに。司会進行は谷川が務め、原稿執筆は加山さんが行った。

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■Windows Azureは「Immutable Infrastructure」

 佐藤:「Immutable Infrastructure」という考え方があります。「Immutable」は「不変の」、「変更不可能な」という意味です。どういうことかというと、アプリケーションをバージョンアップする際に、今ある環境を拡張するのではなく、毎回作り直しましょう、という考え方です。今のコンテキストではAmazon EC2などのIaaS上でのImmutable Infrastructureの議論が多いのですが、AzureのPaaSにもそれに当てはまるんじゃないかと思ってます。

 谷川:マイグレーションってユーザーには負担が大きいからみんな避けたいと思っている。それが、クラウドで変わってくるのかな。一時は仮想化でそれを期待したけど、結局仮想化を使ったマイグレーションってあまり普及していないんですよね。

 笹木:仮想化でも、結局はサーバー管理があるので、結構面倒なんです。

 谷川:それがクラウド化で、ようやく進むのかなという感覚があります。OSなどやるべきマイグレーションもあるのに、かたくなにやらない人もいますよね。

 柳下:MSさんがもうサポートしていないWindows Server 2003とかSQL Server 2005とかを、まだお使いのお客様もいます。そこで「MTがうまく動かない」なんて言われてですね、サポートする身にもなってほしい(笑)

 谷川:さっきの「SQL Serverの機能のうち1割しか使ってない」と同じで、これもまたもったいない話ですよね。ITシステムは、できるだけ新しい環境で使うべきだと僕は思う。XPのサポート切れにしても、なぜこんなにニュースになるのか。残念です。問題にしている人たちは、自分たちの環境が時代遅れだと宣言しているようなものだし。

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