アクロニス、バックアップ製品のブランド名変更--ソリューションベンダーとしての価値訴求

EnterpriseZine / 2014年4月23日 15時0分

出所:アクロニス・ジャパン

 アクロニス・ジャパンは4月22日、これまで「Acronis Backup & Recovery(ABR)」として展開してきた企業向けバックアップ製品ブランドを「Acronis Backup」に変更すると発表した。米国でのリブランディングにあわせたもので、同日、Webサイトとロゴも刷新した。新ブランドでの製品提供は5月15日から。価格やラインアップ追加などの変更はなく、一部有償オプションが標準搭載された。

 ブランド変更の意図について、アクロニス・ジャパン代表取締役の村上督氏は、「機能や性能といった製品の価値を訴えるだけではなく、中堅企業のデータ保護に向けたバックアップソリューションを提供するベンダーとの位置づけを明確にした。また、どれを選んでいいか分かりにくいという声にこたえた」と説明した。

 コンシューマPCのイメージバックアップ製品の提供からスタートした同社は、その後、サーバ環境や仮想環境への対応、異種混在環境への対応を進め、近年では、バックアップ&リカバリだけでなく、ディザスタリカバリや仮想化環境の保護、移行ツールなどを提供するベンダーとしての認知度が広がってきていた。

 なかでもP2VやV2V分野では、仮想環境やクラウド環境への移行ツールとして人気になっていたという。移行にあたっては、仮想ディスクの変換が必要になるが、ハイパーバイザーの標準ツールは変換に失敗することがあるに対し、同社製品は失敗が少ないことが評価の理由とのこと。

 また、ユニバーサルリストア(Universal Restrore)と呼ぶバックアップしたイメージを異なるハイパーバイザーのディスクにリストアする機能や、マイクロソフトのExchange ServerやSQL Server、SharePoint、Active Directoryなどのアプリケーションをアプリケーション単位でバックアップする機能がよく利用されていたという。

 村上氏は、これまでの同社製品の変遷について「Protect」「Move」「Store & Manage」という流れで発展してきたとし、今後は「AnyData」というコンセプトで取り組んでいくとした。AnyDataというのは、「保護や移行、災対サイトへの保管や仮想環境の管理だけでなく、マルチハイパーバイザ、マルチクラウド間マイグレーションなど、あらゆる環境、あらゆる場所、あらゆるポリシー、あらゆるアプリケーション、あらゆるマイグレーションをサポートしていくもの」だという。

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