モバイルファーストで行こう!

EnterpriseZine / 2014年5月27日 14時28分

nexacro platformの概念図

 モバイルファーストと言うのは簡単だが、それを実現するための開発はかなり面倒な状況になっている。iPhoneやiPadなどのiOS端末をターゲットにするとなれば、Objective-Cでの開発が必要になる。一方でAndroidベースのスマートフォンやタブレットがターゲットならば、JavaやC、C++を使うことに。当然ながらiOS用に作ったObjective-Cのプログラムは、Androidでは動かないし、その逆もしかりだ。

■モバイルファーストで行くならば1ソース・マルチプラットフォームが鍵となる

 モバイルファーストでクライアント環境を整えようとすれば、まずはターゲット端末を決め開発環境を整えなければいけない。そして、対象となるプログラミング言語での開発者、できればモバイルアプリケーションの開発経験者を確保する必要がある。この敷居はけっこう高い。

 iOS端末は、それほどたくさんスクリーンサイズの違いがないので、iPhone用とiPad用の大きくは2種類のインターフェイスを開発すればいいだろう。Androidの場合はバラエティが多いので、どこまできめ細かく対応するかの判断は難しいところだ。企業ユースであれば、今後はさらにWindows系のタブレットなども対象となる可能性も高く、その対応を考えるとさらに頭が痛いことに。

 さまざまなモバイル端末に対応するという課題を解決するために、日本ネクサウェブでは新たなUI/UXの開発環境「nexacro platform」の提供を5月19日から開始した。この日本ネクサウェブ、先日この記事でも紹介した、米国へ進出するために現地法人を買収するというユニークな方法をとったTOBESOFTの日本のブランチ企業だ。

 nexacro platformは1ソースでマルチプラットフォーム、マルチブラウザ、マルチスクリーンサイズに対応するプログラムが作れる開発ツールだ。1つのプログラムを作れば、iPhoneでもiPadでもAndroidのタブレットでも動くアプリケーションを出力できる。スマートフォン用にレイアウトしたものを画面の大きなタブレットで表示した場合にも、ツール上で簡単な設定をするだけで自動で表示調整する機能も提供されている。もちろん、画面サイズに合わせ異なるレイアウトを出力することも可能で、その場合にも別々のソースコードを用意するのではなく1つのソースコードの中で実現できる。

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