端末は場面で使い分ける時代--スマートフォンとタブレットの違いを改めて考える

EnterpriseZine / 2014年7月1日 0時0分

 企業内においてタブレット配布の話が出ると、「iPadなどのタブレットだと大きすぎる。自分はスマートフォンのほうがいい」そんなニーズもあるようだ。現在は、Android端末などにおいて「ファブレット」と名付けられた、タブレット(7インチ程度以上)と、スマートフォン(4インチ程度以下)の中間に位置する端末も登場しているが、アップルでは現時点ではそういう端末は噂のみで実在していない。企業において使うべき端末は、スマートフォンなのか、あるいはタブレットなのだろうか。今回は、両者の違いを改めて考えてみよう。

■お客様に「見せる」~営業マンのタブレット活用

 iPadなどのタブレットは、営業マンや販売員がお客様に「見せる」際に活用していることが圧倒的に多い。大人数のプレゼンテーションなら、ノートパソコンからプロジェクターで投影するが、相手が一人、二人といった少人数であれば、手軽さという意味でもタブレットの使い勝手がいい。だから、営業マンはタブレット、あるいは場面に応じてタブレットとノートパソコンを使い分ける企業が増えている。

 一方で、同じ営業でも管理職の場合、自らも営業活動をする場合は別として、マネジメントの目的であれば、必ずしもタブレットである必要はない。当社のお客様でも、サイボウズの「kintone」(キントーン)を使って営業実績を管理し、営業部長はiPhoneからそれを確認し、あるいは指示をしている。キントーンは、プログラミングを必要とせず、テンプレートから簡単に業務アプリケーションを作成できるクラウドサービスだ。活用の手軽さ、導入の手軽さ、そして運用の手軽さという意味でも群を抜いたサービスを、同社では日々活用している。

■スマートフォンの最大の恩恵は、「片手で操作できる」こと

 ここで改めて、スマートフォンの良さを整理してみよう。

片手で所持
操作できる(大きさによるし、男女の違いもあるかも知れないが)
PC用メールアドレスを添付ファイルまで確認できる
パソコン用サイトを見ることができる(一部、スマートフォン専用サイトに飛ばされる)

 この中で、もっとも恩恵を得ることができるのが「片手で操作できる」ところだ。だから、スマートフォンで撮影することが容易になる。さらに、iPhoneで撮影した写真は、多くのコンパクトデジカメよりもキレイに撮影できるとも言われる。

 iPhoneを使って撮影し、iCloudのフォトストリームで社内外の人に共有することは簡単だ。もちろん、あとでパソコンから見ることもできる。

大木豊成[著]

【関連記事】
BYODは本当に普及するのか?
日本IBM、モバイル管理ソリューション「IBM MaaS360」を提供
EMCジャパン、「EMC FORUM 2014」を7月31日~8月1日に開催
日本IBM、モバイルアプリの開発・構築で「IBM Worklight Platform」を提供
製薬会社と証券会社の実例から学ぶiPad活用--タブレットを持った営業マンの一日を追いかける

■記事全文へ

EnterpriseZine

トピックスRSS

ランキング