オラクルのユーザー会はMySQLもHadoopも!

EnterpriseZine / 2014年8月29日 12時0分

 JPOUGが活動を開始して2年になる。最初の活動は2012年4月、オラクル主催「Oracle OpenWorld Tokyo 2012」内のOTNラウンジにて開催したUnconferenceだった。その後、同年7月に単独の本格的なイベント「JPOUG> SET EVENTS 20120721」を開催。こちらは200名ほどが参加し、セッション、ディスカッション、ライトニングトークで盛り上がった。

 その名のとおり、オラクルのユーザーグループなので主眼はおのずとOracle Databaseとなる。創立メンバーもOracle ACEやOracle Databaseの著者など、Oracle Databaseのプロフェッショナルたちが並ぶ。

 日本の商用データベースに携わるエンジニアで考えると、最も多いのは間違いなくOracle Databaseのエンジニアだろう。ORACLE MASTERの取得者で考えてもダントツである。何万人もいるはずだ。しかし会社を超えた横のつながりというのはなかなかない。それはほかの商用データベースでも似た状況である。おそらく商用のデータベースを扱うエンジニアにとってデータベースは業務であることが多く、プライベートな時間を割いてまでデータベースに関わる必要性や意義を見いださないからではないだろうか。

 コミュニティに参加しなくても、データベースエンジニア同士で交流することがなくても業務に支障が生じることはない。おそらく。ただしJPOUGの創立メンバーたちはデータベースエンジニアたちが持つ「孤独」に気づいていた。

 一般的に開発者と比べるとデータベースの運用管理を担当するエンジニアは少ない(海外では異なるそうだ)。一方でシステムは複雑化し、データ量も増え、データベース技術者の責任や困難も高まっているにも関わらず、エンジニアに本当に必要な情報が届いているとは限らない。データベース管理者、あるいはデータベース技術者は人知れず困難に立ち向かっていることが多いのだ。

 そうした困難を打開したいとの思いがJPOUGへの設立につながった。「みんなが それぞれ何かを ひとつの場に持ち寄れば」。単に技術の情報交換だけではなく、気持ちや悩みを共有すれば何かできるのではないかという希望がこめられている。

 設立いらい、数ヶ月に1度のペースでセミナーや勉強会が開催されてきた。最近では「JPOUG Tech Talk Night」という形で夜開催の勉強会を重ねてきた。JPOUGボードメンバーの新久保浩二さんは「ユーザー会なのでベンダーメッセージやマーケティング的な話は全くありません」と断言する。ここがオラクルに関するイベントやセミナーの中では貴重であり、面白いところではないだろうか。

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