2014年の10大セキュリティ事件、ベネッセ情報漏えい、振り込め詐欺、LINE乗っ取り被害がトップ3

EnterpriseZine / 2014年11月13日 12時0分

 マカフィーは11月12日、「2014年のセキュリティ事件に関する意識調査」の結果を発表した。国内の情報システム担当者や一般従業員に対し、2014年に起こったセキュリティ事件について聞き、得られた回答数を「認知度」としてランキングした。

■2014年の10大セキュリティ事件ランキング--マカフィー発表

 調査を認知度の高い順にランキングした「2014年の10大セキュリティ事件」は、1位が「ベネッセ、顧客情報が大量流出」(発生7月/認知度77%、以下同じ)だった。また、2位は「振り込め詐欺/迷惑電話による被害」(1年を通して/同59%)、3位は「LINEの乗っ取り被害」(1年を通して/56%)だった。

マカフィーSE本部本部長 兼 執行役員
田井 祥雅氏

 発表にあたった、SE本部本部長 兼 執行役員の田井祥雅氏は、「内部犯行者による大規模な情報漏洩や伝統的な振り込め詐欺が上位に挙げられた。これらは、家庭や職場でのセキュリティに対する意識やモラルの問題で、なかには未然に防いだり、被害を最小限にできたりするものもあった」と、セキュリティ教育の重要性を訴えた。

 また、テクニカル・ソリューションズ ディレクターのブルース・スネル氏は、伝統的な犯罪とはいえ、近年の新しい技術が犯罪を後押ししている面はあると補足した。

 「たとえば、詐欺電話は、電話が発明されたときからある古い犯罪だが、近年の傾向としては、ソーシャルメディアを使って、標的の情報を得られやすくなったことがある。また、情報の持ち出しも昔からあるが、紙の書類を大量に持ち出すのではなく、スマートフォンに情報をたくさんいれて、素知らぬ顔をして外に出ていけるようになった」(スネル氏)

 4位以下のランキングは以下となる。

4位「大手銀行のネットバンキングを狙う不正送金ウイルス」(5月/39.2%)
5位「大手金融機関やクレジットカード会社をかたるフィッシング」(1年を通して/37.5%)
6位「iCloudで海外セレブの写真やセルフポートレートが流出」(9月/34.4%)
7位「JALマイレージwebサイトに不正アクセス」(2月/33.4%)
8位「JR東日本「Suicaポイントクラブ」に不正ログイン」(3月/27.1%)
9位「Flash Playerに脆弱性」(9月/26.2%)
10位「OpenSSLの脆弱性(Heartbleed)」(4月/25.4%)

齋藤公二[著]

【関連記事】
Windows API監視技術を用いた抜本的な標的型攻撃・情報漏えい対策―ハミングヘッズ石津氏が講演
カスペルスキー、法人向けモバイルセキュリティ製品「Security for Mobile」を提供開始
日本マイクロソフト、NTT Com、FFRIが日本独自のゼロデイ攻撃対策サービスを開発・提供へ
セキュリティ研究開発の主役の座を米国の手から奪い取る! FFRI 鵜飼裕司さん
2014年のセキュリティ脅威を振り返る

EnterpriseZine

トピックスRSS

ランキング