日本HP、ビッグデータ向けストレージサーバー販売開始――ソフトウェア販売で協業も

EnterpriseZine / 2015年7月3日 12時30分

スキャリティ・ジャパン株式会社 代表取締役 江尾浩昌氏、Cloudera株式会社 カントリー・マネージャー 田村研三郎氏、 Hortonworks Japan General Manager Brian Burns氏、日本HP 橘一徳氏

 2015年7月2日、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)はビッグデータのためのストレージサーバーHP Apollo 4000シリーズを発表した。同時にHadoopとオブジェクトストレージのソフトウェア販売も開始する。各社の日本法人と共同で市場開拓を狙う。

 今回の日本HPからの発表はビッグデータを見据えたストレージサーバーがメインではあるものの、ハードウェアだけではない。ソフトウェアも関係各社と協力しながら販売する。ビッグデータ時代に向けてハードウェアとソフトウェアの両面から取り組んでいく姿勢を示した。

 新しく発表になるストレージサーバーはHP Apollo 4000シリーズ。スケールアウト型のストレージサーバーとなり、主にオブジェクトストレージ、Hadoop、NoSQLを想定したソリューションの構成要素となる。  

 日本HP エンタープライズグループ事業統括 HPサーバー製品統括本部 統括本部長 橘 一徳氏は「業界最高のストレージ密度」など技術的な特徴をアピールするとともに、ワークロードを最適化することやソリューションとして提案していく戦略を示した。

日本HP HPサーバー製品統括本部 マーケティング本部
ハイパースケールサーバービジネス開発部 部長 岡野 家和氏

 新しいHP Apollo 4000シリーズについては同社 HPサーバー製品統括本部 マーケティング本部 ハイパースケールサーバービジネス開発部 部長 岡野家和氏が説明した。主にHP Apollo 4200 SystemとHP Apollo 4500 Systemの2種類ある。  

 HP Apollo 4200 Systemは2Uラック型シャーシで2モデルある。岡野氏は「使い慣れた2Uなので従来のファシリティ、既存のラックをそのままお使いいただけます」と特徴を話す。HP Apollo 4200 LFFがオブジェクトストレージ向きで、内蔵ドライブの最大容量が224TBとなるモデル。HP Apollo 4200 SFFがビッグデータ分析向きで、内蔵ドライブの最大数が50 HDDとなるモデル。

 HP Apollo 4500 Systemは4Uラック型シャーシで2種類ある。HP Apollo 4510 Systemはオブジェクトストレージ向きで、1台のストレージ容量は544TB。中にはハードディスクが密集している。10シャーシ搭載すればラックで5.44PBが実装可能となる。HP Apollo 4530 SystemはHadoop向き。3台の120TBサーバーを搭載しており、Hadoopで一般的な3コピーレプリケーションを想定している。岡野氏は「性能と容量のバランスを保ったモデル」と話す。こちらは10シャーシ搭載すればラックで3PB超が実装可能となる。  

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