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資生堂メン、セレクトショップ内に初出店。ベイクルーズとの取り組みが実現した理由とは?

FASHION HEADLINE / 2015年4月25日 19時15分

資生堂メン、セレクトショップ内に初出店。ベイクルーズとの取り組みが実現した理由とは?

ベイクルーズが手がけるメンズセレクトショップ「レショップ(L'ECHOPPE)」が4月25日にオープン。住所は東京都港区南青山5-5-4。

ショップインショップの形態でセレクトショップに初出店となる資生堂のメンズ向けスキンケアブランド「SHISEIDO MEN(資生堂 メン)」(レショップ B1階)ではオープン前日にメディア・カンファレンスが行われ、資生堂のブランド担当者が出店の経緯や狙い、今後の展望などを語った。

SHISEIDO MENとしてだけではなく資生堂にとって、自社の販売員を派遣せず、且つセレクトショップの中にショップインショップを展開するのは初で、挑戦的な試みだったという。「レショップのスタッフは何度も資生堂へ足を運び、同社とブランドへの理解、製品についてのレクチャーを徹底的に受けた」とベイクルーズでレショップのPRを担当する土屋文氏。

「レショップ」のコンセプトは“遊びゴコロある着崩しを楽しむファッショングルマン(服道楽)の店”。グルマン(食道楽)が足繁く通うパリのエピスリー(総菜屋)のように旬のファッションアイテムをクリエイティブなレシピとトレンドを効かせたスパイスで調理した「今が食べ頃の美味しいおかず」となるワードローブを揃える。

そんなコンセプチュアルな空間で、同店B1階に併設されることとなった「SHISEIDO MEN」。資生堂の倉本直志氏は、今回の出店について「昨年から化粧品の枠を超えて、ライフスタイルとしての提案を行っていきたい」と新機軸での提案する中での一環と語る。また出店の経緯については、昨年東京ファッションウィーク中に開催された「バーサス トーキョー(VERSUS TOKYO)」に協賛したのがきっかけと話す。ベイクルーズの関係者がSHISEIDO MENの協賛ブースを訪れたことから、今回の出店に至った。

さらに、「お店(『レショップ』全体)は、古着やモードといった色々なファッションを経験されてきた方が、今、自分たちが着れるリアルなものとして選ばれる服に寄り添うような形での“ワンポイント”となるものを扱う、というコンセプトを下に作られているんですが、その考え方で、日々のお手入れの中に“ワンポイント”として『SHISEIDO MEN』も加えて頂ければ」と続けた。

3フロア構成となる「レショップ」ーーその内装デザインは、フランスの空間建築デザインチーム「CUT Architectures(カットアーキテクチャーズ)」が担当。ショップ・イン・ショップの形態で出店する「SHISEIDO MEN」は、そのB1階の売場のおよそ80%ーー面積にして10坪33hの大規模展開となる。

「SHISEIDO MEN」の売場も「カットアーキテクチャーズ」が担当し、店舗全体と同じモチーフが使用され、シームレスな空間演出がなされつつも、「SHISEIDO MEN」のコンセプトがしっかりと反映されているという。

「『SHISEIDO MEN』では、“挑戦するおとこたち”というイメージで、実際にクレバスの中で撮影したアイスケイブ(氷の洞窟)を広告ビジュアルとして使っているのですが、床はブルーのそのアイスゲイブをイメージしたり、氷の六角形をモチーフにしたりと、かなりコンセプチュアルな店舗デザインにして頂きました」と満足そうな表情を浮かべていた。

また、男性向けの化粧品市場については「ほぼ横ばい」としながらも、「メンズのスキンケア市場だけで見てみると、2000年代から約2倍。男性のおよそ3割が化粧水を使っているというデータも出ています」と拡大傾向にあるとのことだ。

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