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伊勢丹メンズ、新年はバガボンドの題字を手掛ける書家らの作品を各階で披露

FASHION HEADLINE / 2016年1月4日 12時0分

伊勢丹メンズ館内に展示される吉川壽一の作品

日本のもてなしの心を表現すべく、伊勢丹新宿店メンズ館各階で新春にふさわしい「書」が展示されている。同館3階では5日まで柿沼康ニの個展「ONE」が、同館8階では12日まで吉川壽一の「伸展」を披露する。

同館1階入口正面には、マンガ『バガボンド』やNHK大河ドラマ『武蔵』『龍馬』の題字などを揮毫する書家・吉川壽一の筆による「伸展」の文字が大きく掲げられる。このテーマは「伸」の文字が“にんべん”と2016年の干支である「申」からなることから「本年のお客さまにとっての伸展」を願って考えられたという。

1階正面玄関からエスカレーターで上り、下りする際に見える各階の壁面にも“ちょいアート”と呼ばれるスペースに吉川による書が展示され、最上館である8階「チャーリーヴァイス」にて、同氏の作品約20点を展示販売する。会期中10日、11日の11時から18時には、吉川が顧客と会話し文字を選び、その場で筆を執るイベントを行う。(5万円※各日とも限定数あり)

また、プラダ(PRADA)、ディオール オム(DIOR HOMME)、グッチ(GUCCI)など、ラグジュアリーブランドを取り扱う同館3階では、確かな書の技術と前衛的な精神から生まれた独自のスタイルで筆をとる書家・柿沼康ニの個展「ONE」を5日までの期間開催する。

同展のために最新作を書き下ろした柿沼は「今回の作品は平面である書の展示ではあるが、自分の脳内構造を示したインスタレーションである」と意気込みを語る。担当バイヤーは柿沼に展示を依頼した経緯を「世界各国で展開するラグジュアリーブランドの中に、日本の正月を想起させる“書”を展示することにより海外からの顧客にも日本の新春を表現したかった」とコメントする。3階では“はじまり”を意味し、柿沼の代名詞的作品でもある「一」をモチーフにした6作品を展示する。

新たな年のはじまりに、書家が文字に込めたメッセージを愛でながらのショッピングも粋ではなかろうか。

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