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近鉄観光特急「青の交響曲」が9月にデビュー、ホテルのような空間で大阪奈良の旅へ

FASHION HEADLINE / 2016年8月2日 10時0分

「青の交響曲」の客席

あべのハルカスが立地する大阪阿部野橋駅と、桜の名所吉野山の玄関口である吉野駅を結ぶ南大阪線・吉野線観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」が、9月10日にデビュー運行を開始する。

大阪阿部野橋駅と吉野駅を結ぶ「青の交響曲」の沿線は、日本遺産に指定された「明日香村」や、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録された「金峯山寺」をはじめとする由緒ある神社仏閣がある他、美しい自然景観を誇る「みたらい渓谷・洞川温泉」や、ワイナリー、地酒蔵元、フルーツの名産地など、様々な観光資源に溢れている。「青の交響曲」の名称は、この沿線を“青色の列車”が走り、魅力的な観光資源と調和し響きあうことをイメージして命名された。

「青の交響曲」は3両1編成で定員は65名。座席はすべて2列+1列で幅広のデラックスシートとなっている。また、グループでの旅行を楽しめるテーブルを備えた3人から4人用のサロン席や、2人用のツイン席も設置。座席・カーペット・カーテンには、それぞれ質感のある素材を使用し、ゆっくり寛げる上質な空間が演出された。また、地元の吉野地域の竹材を座席の一部に使用している。

2号車はラウンジ車両となっており、車内はホテルのラウンジをイメージ。革張りのソファを配置し、LEDの間接照明を活用して非日常感を感じられる空間がつくり出された。大型のバーカウンターを設置し、専属のアテンダントが地元の特産品を活用したスイーツやワイン、地酒、ハイボールなどを販売する。また、背面はホテルのバーをイメージしたディスプレイとなっている。

その他、「青の交響曲」にちなみ、クラシック曲をアレンジしたメロディーを制作し、このメロディーを鳴動するミュージックホーンを車両に装備する他、出発予告放送(発車メロディー)として大阪阿部野橋駅で放送する。また、外装は落ち着いた濃紺色にゴールドのラインをあしらい、車両前面や側面にはエンブレムなど特別な装飾が施された。

運行は1日2往復4便となっており、大阪阿部野橋駅発の1便が10時10分から11時26分、吉野駅発の2便が12時34分から13時51分、大阪阿部野橋駅発の3便が14時10分から15時26分、吉野駅発の4便が16時4分から17時22分に出発する。水曜日は運休となり、同ダイヤを一般特急車両が運行。運休日や上記の運行ダイヤ以外の時間帯は、「ワイン列車」などのイベント列車や貸切列車を運行する予定だ。なお、料金は普通運賃に加え大人720円、小児370円となっている。

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