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“山は語る”!?自然、食、音楽、本、デザイン、人に触れる芸術祭「山形ビエンナーレ2016」が今秋開催

FASHION HEADLINE / 2016年8月7日 18時0分

東北芸術工科大学が主催する地域密着型の現代芸術祭「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」が開催

東北芸術工科大学が主催する地域密着型の現代芸術祭「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」が、山形県山形市中心市街地及び、都内の書店にて9月3日から25日まで開催される。

第2回となる今回の「山形ビエンナーレ」では、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人で初めて受賞した絵本作家の荒井良二芸術監督のもと、国の重要文化財である文翔館をはじめとした市内各所の歴史的建造物やリノベーション物件を主な会場に、“山は語る”をキーワードにした様々な企画を実施。14年に行われた第1回と同様に、アーティストと市民による共同制作プログラムを軸に、アートはもちろん、文学やファッション、食、音楽など様々な分野の体験アートプログラムが用意されている。

会期中は各会場にて、朗読会や古本市、ブックカフェなどを展開し、“本”をツールにして街と人、人と人がゆるやかにつながる場や機会を創出。また、街歩きのガイドブックを兼ねたナカムラクニオ責任編集の小説集『ブックトープ山形』や、“野生動物”をテーマにミロコマチコと市民が制作した立体絵本『あっちの目、こっちの目』など、クリエイターが市民とともに山形をじっくり取材して制作した絵本の数々も登場する。

その他、ミュージシャンとアーティストが即興セッションを繰り広げるライブも見所のひとつ。国の重要文化財である文翔館の議場ホール(旧県議事堂)をはじめ、図書館や旧温泉施設、元養蚕試験場などユニークな施設を会場に、週末ごとに音楽・アート・ダンスのパフォーマンスを上演する。

また、“食をつくる人”によるプログラムも実施。江戸時代から続く和菓子の老舗・乃し梅本舗佐藤屋の八代目である佐藤慎太郎と、山伏の坂本大三郎が創作する「みちのおくの芸術祭」の行事菓子のふるまいや、人が自然を食べるためにおこなうシンプルな行為“煮たり、炊いたり”を中心に、山形の素材をワンプレートで表現する食堂・nitakiなどによるグルメ、東京渋谷の人気連ストラン「Pignon」のオーナーシェフ吉川倫平による、厳選した山形の素材を使った「作って・食べる」食のワークショップなどが登場する。

会期中は、「山形ビエンナーレ」を旅するツアープログラムも多数開催。イラストレーターの平澤まりこによるバスツアー「YAMAGATA TRAVEL BUREAU 2016」では、山の自然や信仰、風土と食、地域のデザインなど、山形独自の文化・人・モ ノ・コトに触れることのできる貴重な体験が目白押しとなっている。

主な会場は、文翔館、洗心庵、とんがりビル、遊学館、山形県立図書館、山形まなび館、旧西村写真館、七日町御殿堰、BOTA coffee、ギャラリー絵遊・蔵ダイマス、やまがた藝術学舎、東北芸術工科大学、丸八やたら漬旅籠町立呑処、乃し梅本舗佐藤屋本店、クアハウス碁点旧大浴場、新庄市エコロジーガーデン・原蚕の蚕の杜、東京・荻窪のカフェ6次元、東京・銀座の森岡書店など。

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