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90周年のフルラ、新作バッグは「ハッシュタグ」などデジタル現代を象徴するユーモアたっぷりのネーミング

FASHION HEADLINE / 2017年8月3日 11時0分

フルラ2017-18年秋冬コレクションのキャンペーンビジュアル

今年、ブランド設立90周年を迎えるフルラ(FURLA)は8月より順次、2017-18年秋冬コレクションの新作バッグをリリースする。

今回登場するのは四つのニューモデル。90年にわたり進化を続けるブランドの歴史を物語るかのように、各年代を象徴する色や素材、音楽などの要素をデザインに反映している。各モデルには現代のデジタル社会を象徴する名前が付けられており、ブランドのヒストリーとモダニティーを掛け合わせたダイナミックなデザインが印象的だ。

今シーズンを代表する「ライク(LIKE)」は、スクエアフォルムのクラシックなハンドバッグ。ジャズが流行した1930年代にインスパイアされた大胆なジオメトリックプリントやレオパード、ファーなどのグラマーなディテールが特徴。フラップの収納位置を変えることでワンハンドルバッグにもなる機能的な2フェイスデザインは、気分や使うシーンに合わせて表情の変化を楽しめる。ミニサイズの「LIKE ミニクロスボディバッグ」は、スマートフォンやパスポートなどが収まる使い勝手のいいサイズ感で、ショルダーストラップを外せばクラッチバッグとしても活躍する。

1940年代のムードからインスピレーションを得たハンドバッグ「スクープ(SCOOP)」は、当時流行したスクエアバッグを、上質なカーフスキンレザーやパイソンを使ってモダンにアップデート。アンティーク調のメタルパーツやスタッズなど、ディテールにおいてもレトロな美しさと現代的な要素を組み合わせている。フロントの金具を外してフラップを回すと、カラーの異なるフラップが現れ、裏表どちらでも使い分けることが可能。各デザイン、MサイズとSサイズがラインアップする。

「ハッシュタグ(HASHTAG)」は、丸いシェイプとフロントのベルトデザインが目を引くショルダーバッグ。1980年代のパンクロックの精神を着想源として、メタルスタッズやパイソン、鮮烈な赤の色彩などで当時の反骨的なスタイルを表現。コロンとしたフォルムのボディーを、太さの異なるストラップでぐるりと囲み、ストラップをスライドさせることで細ショルダーと太ショルダー、二つのルックスを楽しむことができる。収納力のあるMサイズとアクセサリー感覚で使えるSサイズが展開される。

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